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(日本語) 世界大会

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世界大会はやはりスゴイ。

お得意先・再春館製薬所さまからのお誘いを受け、バドミントンの世界大会 ヨネックスオープンを見に行きました。

場所は東京千駄ヶ谷にある東京体育館で準々決勝と決勝を観戦。

体育館内は暗く、コートが照明で浮かび上がっている。

スポーツと言うよりもエンターテイメントショーのような雰囲気です。

男子シングル、女子シングル、男子ダブルス、女子ダブルス、そして混合ダブルスの5つの種目があり、試合が進行します。

「あの選手は、前世界大会の優勝者です。」 とか 「この選手はロンドンオリンピックの金メダリストですよ。」 とか ご紹介してもらうたびに スゴイ!と思うのですが、私の横で丁寧にその解説してくれるのは、北京オリンピック 女子ダブルス4位の末綱聡子さん。

末綱さんは再春館製薬所さまの所属チームでコーチ兼選手でいる関係で、今回ご一緒させていただいています。

「バドミントンの試合って 品がいいですよね。会場内ヤジ罵声は飛び交わないですね。」 

と、素朴な発見を末綱さんにぶつけてみました。

会場は1万人の収容人数に対してほぼ満席なのに、静かなのです。

そしていいプレーには、敵味方関係なく惜しみない拍手を選手に送っている。

「それは日本だけです。海外へ行くとヤジ罵声だらけです。サービスを打つ時、大きな声を出されたりすることもたびたびです。」

と、苦笑しながらの末綱さん。

さて、女子シングルス決勝戦は18歳現役高校生山口茜選手と日本ユニシス所属の奥原希望選手20歳。

「国際大会で日本人同士が決勝戦を行うなんて夢のようです。しかも18歳と20歳ですからね・・。」

女子バドミントン界の新生に、末綱さんの解説も熱が入ります。

そして試合開始。

「1本(いっぽ~ん)!」 と、バドミントン定番の声援を今までおとなしく観戦していた末綱さん、山口茜選手に送り始めました。

末綱さんだけでなく、近くで観戦している他の再春館製薬所チームの選手たちも山口選手に声援している。

「もう1本!」「いける!いける!」「よし!」「がんばれー!」

その応援は試合が終わるまで切れることなく続きました。

なぜみんなが、山口茜選手を応援するかと言うと、彼女は高校卒業後再春館製薬所チームに入ることを表明しているからです。

声援はアスリートにとって大きな励みになり、力となり、爆発力にもなる。

さらにチーム力の強さは仲間意識の高さと比例するのでしょう。

私も仲間の一員として、これからも応援していこうと誓った観戦になりました。

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