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(日本語) 幸水と豊水

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ウソのように涼しくなり、気がつくともう9月。

つまり秋。

季節は移り替わっているのです。

食料品スーパーは秋の味覚・梨が主役となっています。

今、並んでいる梨は二つの品種で ”幸水(こうすい)” と ”豊水(ほうすい)”

さてみなさん、この二つの梨の違いっておわかりですか?

“幸水(こうすい)” は、日本の梨生産量の約34%にあたる堂々第一位の品種で、酸味が少なく甘みがある。

さらに果肉はやわらかく、果汁も多い。ただ日持ちが短い。

一方 ”豊水(ほうすい)” は、日本の梨生産量の30%にあたる第二位の品種です。

糖度も高いのに、ほどよい酸味もあり、濃厚な味といわれ、幸水よりもやや大きく果汁も多い。

そして幸水よりも日持ちがいい。

この話、数日前たまたまラジオで聞きました。

・・・どっちいいんだろう?・・・

整理すると選択のポイントはこうです。

酸味をどう考えるか?果汁の多さはどうなのか?日持ちはどうなの?

結論が出ないまま、スーパーに行くと幸水と豊水が並んで販売されている。

・・・どっち食べたい?・・・

酸味をどう考えるか?果汁の多さはどうなのか?日持ちはどうなの?

今年最初の梨なので、酸味よりも甘みに軍配があがり、幸水2個パックの中から美味しく見えそうな面構えをしているものを選び始めました。

するとあることに気がついたのです。

2個パックの内、1個は美味しそうな色をしているのですが、もう1個はまだ青味が残っているのです。

どのパックも同じような組み合わせになっている。

つまり、すぐにでも食べれるように熟した1個と、翌日になってから熟す1個を入れており、消費者目線での配慮がなされているパックだったのです。

・・・おおっ!この配慮、おそるべし!!・・・

天高く 馬肥ゆる 秋 

“幸水(こうすい)” と ”豊水(ほうすい)” あなたはどっちを選びますか?

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