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(日本語) ひとつになれる時

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京都に行ってきました。

京都と言えば、観光都市世界ランキングの堂々1位に輝いたそうな。

つまり世界で一番行ってみたいところ ということですが、今回の目的は、観光でなくスポーツ応援。

全日本実業団バドミントン選手権大会が京都で行われ、得意先でもある再春館製薬所さま所属チームが出場されたからです。

バドミントンを一言で表すと、スリリング。それは力ずくでもあり、繊細でもあるから。

その駆け引きのうまさが勝負の行方を握っているといってもいい。

試合は、ダブルス戦2試合、シングル戦3試合 計5試合のなかで、先に3試合取った(勝った)方が勝ちとなる団体戦。

ひとつの試合は、1セット21点先取で2セット取ると勝ち。

団体戦の場合、3-0で終わったとしても、3時間ぐらいかかり、試合がもつれると4時間、5時間かかります。

でも応援していると時間の経つのさえ忘れてしまいますが、気になることもあります。

それは空腹。お腹がへるという生理的現象。

準々決勝は午前10時からはじまり、お昼になっても試合カウント1-1。

白熱している中、口に入れて応援するわけにもいきません。

お腹が空いているのは私だけでなく、応援している人たち全員だし、選手のみなさんもそうです。

「がんばれぇ~!もうひと踏ん張りぃ~!」

選手にも、自分にも応援です。

で、結局3-1で勝ったのは午後2時半で試合時間4時間半というロングランでした。

試合後、再春館製薬所さまが振舞ってくれた京弁当の美味かったこと。

そしてその日のうちに2試合目、準決勝の試合です。

この試合に末綱聡子選手が登場。

ご存知の方もいらっしゃると思いますが、北京オリンピックダブルス第4位というキャリアをもった選手。

ただ近年はコーチに専念することが多く、3年ぶりの試合出場です。

第一セットこそ先取されましたが、そこは元世界プレーヤーです。徐々に自分のペースを築き大逆転勝利!

「まだできるじゃないのぉ~」

観客席から発した再春館製薬所会長の賞賛は、会場内をドット沸かせていましたが、諦めない懸命な姿は熱いものが込み上げてくるほど感動的なものでした。

翌日の決勝戦は4時間を超える熱戦で、残念ながら日本ユニシスに惜敗しましたが、チーム再春館製薬所の選手たちは諦めない神がかったプレーを続出しました。

実はそれには理由があり、決勝戦の日 再春館製薬所会長の誕生日でもあったのです。

再春館製薬所バドミントンチームは、廃部決定の他社から丸ごと移籍してきたチームです。

監督、選手はプレーできる環境を引き継いでくれた会社に強い感謝の気持ちを抱いています。

『会長に初優勝の誕生日プレゼントを!』

選手一同、いや応援している私たちも一緒になってその目的を達しようとしたのです。

ひとつになれる時の爆発力を垣間見た気になりました。

言葉を変えると、誰かのために頑張れる ということなのでしょう。

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