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紙一重

「だからぁ、オレは誰?」

「河北社長です。」

「誰あての荷物なの?」

「河北社長です。」

「じゃぁ持ってきてよ。」

「ダメなんです。」

先日、私と毎日のように顔を合わしている宅配業者とのやり取りです。

私あての荷物なのに渡せないというのだ。

なぜこんなことが起こったかというと、東京で娘のスマホの機種変更をした2週間前にさかのぼる。

大手家電量販店で手続きをした時、現在娘が使っているスマホを下取りしてくれることになった。

後日スマホの会社から専用の段ボールを送るので、その中に使わなくなったスマホを入れて返送すればよいとのこと。

そこで私は、その専用段ボールを自宅でなく、会社に送ってほしいと手続きしたのだった。

手続き自体はスムーズで、携帯電話会社のご担当者も勤務先送付OKでした・・しかし。

その段ボールを輸送する宅配業者には別なルールが存在していたのです。

スマホの登録住所と回収専用段ボールの送付先が一緒でなければならないということです。

宅配業者はそのことを私の会社に伝えに来たのでした。

普通、本人確認が出来れば渡してくれるはずなのに、渡す場所にこだわっているのです。

「この携帯電話会社との契約は、厳密に守らなくてはならないのです。しかも引き渡す時には免許証などの本人が確認できる証明書の提示も必要なぐらいですから。」

「免許証だったら今持ってるし、見せれるし。」

「その提示する場所がご自宅じゃないとダメなんです。」

「だからぁ、オレは誰?」

「河北社長です。」

「誰あての荷物なの?」

「河北社長です。」

「じゃぁ持ってきてよ。」

「ダメなんです。」

以前、息子のためにネットで買ったプレイステーションの時も同じことがありましたが、今回は段ボールです。

リスク回避とお客様満足度向上は、段ボールだけに紙一重なのかも。

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