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(日本語) 春色の列車

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週末に徳島に行ってきました。

同じ四国なので普段は車で行くのですが、今回は理由(わけ)ありで電車を利用。

まずはJR予讃線で今治駅から高松駅まで約2時間の旅。

そしてJR高徳線に乗り換えて約1時間の旅。

乗り換え時間を含めると なんと3時間半の旅。

あらためて四国は島でなく、大陸であることを確信したのです。

久しぶりに乗った列車での旅はやはりいいものです。

車窓はところどころ桜が咲き、春爛漫といった感じ。

今治駅の売店で買った今治名物鯛めし弁当を広げ、ちょっとしたお花見気分に。

ローカル線の旅が旅情豊かな気分になるのは、やはりJR四国が単線だからでしょう。

上りと下りのすれ違いのためにある駅では数分間待ち合わせ停車します。

これは東海道新幹線のこだま号がのぞみ号に追い越される時の待ち時間とは気分が違うのです。

時間が止まっているというか、静かというか、時折車内に聞こえてくるのがうぐいすの鳴き声だったりする。

そして待ち合わせが終わると静寂を破るように、列車は適度な振動と音を立てながら次の駅へと向かいます。

いい感じじゃないですか。

車窓に飽きたら、今度は駅の売店で買った写真週刊誌を開きます。

週刊誌はめったに買うことも読むこともありませんが、なぜか列車に乗ると買いたくなる、読みたくなるのも不思議。

政治や芸能スキャンダル記事や事件、事故の記事が中心ですが、グラビアアイドルが水着で健康的な体を披露している誌面もありました。

さらにページを進めると、もっと過激な、いやもっとセクシーな、いやいやもっとエロい写真が目の前に広がりました。

あまりにも刺激的だったので、一度誌面を閉じ、周りの様子を伺う自分。

私の横の席は空いていて、通路を隔てての席には若い夫婦が座っているが寝ている。

前方席は小さなお子さんを連れた親子が座っていますが後ろを気にする雰囲気はなく、後部座席は誰も座っていない。

・・・よし!・・・

と、思ったのは、そのページが袋とじだったからです。

春色の列車での旅、気分もほんのりピンク色になったのでした。

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