2014/12/25| 七福萬来
(日本語) 応援タオル
今年最後の出張は、今治 → 東京 → 熊本 → 鹿児島 → 名古屋 → 東京 → 今治 というツアーでした。
熊本では、実業団バドミントン日本リーグを観戦。
お目当ては 女子チーム ルネサス(熊本) VS 七十七銀行(宮城) の試合。
ルネサスは女子バドミントンチームを所有していましたが 来年3月で廃部になり、チームごと再春館製薬所が引き受けることになっています。
なのでルネサスとして、最後の日本リーグです。
ご存じない方にルネサスのワンポイントインフォメーション。
北京オリンピック4位 の 通称スエ・マエペアの末綱聡子選手、前田美順選手がいて、ロンドンオリンピック銀メダリストの 通称フジ・ガキぺアの垣岩令佳選手がいて、その他にもオリンピック強化選手が多数いる名門チームです。
12月7日に行われたバドミントン全日本総合選手権大会でみごと女子ダブルス優勝した 福万尚子(ふくまん なおこ)選手と與猶くるみ(よなお くるみ)選手も ルネサス所属です。
この福万・與猶ペアですが、もともとパナソニック所属でしたが、数年前にパナソニックが休部(実質廃部)となり、ルネサスに移籍。
全日本総合選手権優勝の瞬間は、感動的でした。
それもそうでしょう、不景気とはいえ2度の廃部が原因で、バドミントン人生を断たれるピンチとケガを克服しての優勝だったので、その瞬間は二人ともコートに泣き崩れていました。
テレビの前で、私ももらい泣きしたほど。
観戦した熊本での福万・與猶ペアは圧巻の試合展開でストレート勝ち。
勝った瞬間、観客席にいた新移籍先である再春館製薬所 西川通子会長の元に駆け寄り、ハイタッチをし、その後深々とお辞儀をしていました。
人に感謝、社会に感謝、そして仲間に感謝している姿を見て、またまた私の目頭は熱くなったのです。
廃部・休部が多発する実業団チームにおいて、チームごと引き受けてくれるなんて、ましてや同じ熊本県内でなんて奇跡に近いことです。
池井戸潤氏の小説 『ルーズベルトゲーム』 の展開のよう。
バドミントンは、選手と観客との距離が近いので盛り上がります。
盛り上がると感動し、感動するとやがて力になります。
その力はまた選手と観客の距離を縮める。
今回観戦して、単純なことに気がつきました。
さてこのルネサス 女子バドミントンチームは 来年4月から再春館製薬所所属チームとして新たな歴史を刻むことになり、弊社はその応援グッズタオルを製作することになりました。
久しぶりにみなぎる力が込み上げてきます。
・・・『女子力アップ!』 の応援タオルを作るばい!・・・
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