(日本語) 進化する報告会 | SHICHIFUKU TOWEL CO.,LTD.

2014/10/09| 七福萬来

(日本語) 進化する報告会

Sorry, this entry is only available in Japanese.

『決算報告会』　今年もやった。

取引いただいている金融機関さまを弊社へご招待し、会社の業績と分析をご披露するのです。

会社経営を長くやっていると、金融機関さまが何を一番気にされているのか、何を知りたがっているのか、何を探っているのか、わかります。

そこのところを説明していくわけですが、ただ時代とともにそのポイントに変化が見られました。

その昔と言えば、結果のみが金融機関さまの一番気にされているところだったのです。

売り上げがどれだけ上がっているか、利益はどうか？

減価償却額はどうか？借金は増えてないか？

過剰な役員報酬は取っていないか？従業員は減っていないか？

在庫はどうか？増えてないか？変な投資や株をやっていないか？

交際費をいっぱい使っていないか？自己資本率はどうか？　粉飾決算をしていないか？などなど・・。

私が何か話すたびに、カリカリと配布した資料に黙々と書き込みをするのです。

今年は少々違っていました。

今後の課題について話をしたら、えらい食いついてきたのです。

それこそ毎回、未来予想図的なことを話してきたのですが、その話を始めるとなんとなくみんな聞いていないよう感じだったのに・・。

・・・ん？なんだ。いつもと違うぞ。・・・

「今後の設備投資についてお話します。」

この”設備投資”という文言が口から出た時には、みなさん一斉にこちらを向きました。

・・・さすが金融機関。スゴイ反応・・・

具体的な設備投資額を口にすると　「おおっ～」　と歓声が出たぐらい。

・・・いつもと違う・・・

ここ数年は各金融機関とも、融資した効果を確認するのが目的だったのが、次の融資の糸口を探っている熱意を感じたのです。

こんなに盛り上がってくると、ついつい落としてみたくなる。

「事業継承のことですが、海外に愛人をいっぱい作って、子供もいっぱい作って、財産を守りたいと思います。」

「・・・・」

これはドン引きしてしまいましたが、次のステップが見えてきた報告会になりました。