2014/09/12| 七福萬来
海外出張のため息
来週というか再来週心配なことがあります。
何が心配かというと、前ブログで紹介したNHK朝の連続テレビ小説 『花子とアン』 のことです。
現在ドラマは終盤に差し掛かっており、第二次世界大戦下の主人公を描いています。
私は毎日ビデオに録画し(今はハードディスクに録画というのかな?)、寝る前に欠かさず見ています。
それが、来週から1週間海外出張のため見れなくなるのです。
録画しているからいいようなものと思うかもしれませんが、リアル性がほしいのです。
万が一、録画を見る前に、誰かが何気に『花子とアン』のネタばらしをしたとすれば・・。
ネタばれは人からだけではなく、ネットも危険な感じです。
ましてや、録画がちゃんとできているかも心配です。
なぜこんなにデリケートになるかというと、こんなことが以前あったからです。
2004年11月1日からスタートした 日本経済新聞朝刊の連載小説 『愛の流刑地』(渡辺淳一著)を 毎日楽しく拝読していました。
後にも先にも新聞の連載小説を読んだのはこの作品だけです。
何気に読み始めると止まらなくなり、毎日の日課ともなったのです。
そして2006年1月下旬、フランスへの海外出張あり7日間ほど連載小説を読めなくなりました。
でも新聞の連載小説はほんのわずかな文章だし、すでに登場人物等熟知していたし、この物語の背景もわかっているので、7日分ぐらい飛ばしたとしても、今がどうなっているかのほうが気になっていたのです。
そうして帰国日の2月1日、飛行機に搭乗してすぐに機内にある日経新聞を取り、広げ、小説の位置に目をやるとと、『愛の流刑地』の文字はありませんでした。
『世界を創った男 チンギス・ハン』(堺屋太一著)、しかも、第1回と記されている。
・・・昨日、終わったの?!・・・
テレビドラマと違って、新聞の連載小説って最終回がいつなのか事前告知されていません。
もっと言い換えれば、最終回のことをまったく気にしていませんでした。
さらに悲劇が・・会社に戻ると、取りためているはずの日経新聞がない!誰かが捨てたのです。
あれから8年・・私は未だに『愛の流刑地』の最後を知りません。
『花子とアン』がそうならないか、それが心配なのです。
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