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“レイゴー”現象

ディズニー映画 「アナと雪の女王」では、劇中歌 ”レイゴー(ありのままに)” を観客が合唱するらしい。

そんなある日のこと、自転車で東京都内を散策した。自転車に乗るのは何年振りだろう?と思うぐらいだから10年近く乗っていないだろう。

散策したのは世田谷区下馬から駒沢公園→自由が丘→都立大学前 と走行距離6キロぐらい。

旅と表現したのは、自転車視線になると徒歩目線とは違う解放感があったから。

NHK BS で放送されている番組 ”日本縦断 こころの旅” に出演している火野正平さんの気持ちってこんな感じなのかも・・なんて妄想してしまうぐらい。

ただ火野正平さんの自転車はツーリング用に対して、私はママチャリ。

ゆっくりペダルを踏みながらの散策です。

自転車だからこそ気がついたことがあります。

東京って平地の割に登り坂、下り坂が多いこと。

普段は徒歩なので全く気にならなかったのですが、自転車になると登り坂はキツイ。

お尻をあげて全身でペダルを踏むが、あまり前に進まない。

しかも東京の歩道は狭く、フラフラとする自転車は通行人のじゃまになる。なので上り坂は自転車から降り、手押しすることに。

この日は快晴の日曜日で汗ばむ陽気でしたが、下り坂になるとほっぺたを切る風が気持ちよい。

道路交通法を無視していいのであれば、この長い下り坂を誰か後ろに乗せながら走りたい気持ちにもなる。

ゆずの歌みたい。というかすでに口ずさんでいる自分が可愛い。

そのぐらい気持ちがよかったのだ。

しかし、おしゃれな店がなんと多いことだろう。

パン屋さんに、ケーキ屋さんに、お花屋さん・・。

あと自転車店が何店舗かあった。

自分が乗っているから気になったのだろうか?いやいや、わずか6キロの道のりで4軒は多いはず。

きっとほっぺたを切る風を感じたい人たちが多いのだろう。

それとも 長い下り坂を誰かを後ろに乗せて走りたいのかも。

となると、歌も歌いたくなるはず。

自転車に乗っている人たちがみんな、「レイゴー」と口ずさんでいることを想像していた自分が可愛かった。

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