2014/05/19| 七福萬来
(日本語) 卓話
たばこを止めて10か月が経ち、数キロ太ってしまった。
原因はわかっている。口寂しさに食べるキャンディだ。ノンシュガーを選んでいればいいものを、コーラ味、カルピス味、三ツ矢サイダー味に白クマ味と多彩なキャンディを選んでしまったからだ。
10か月経ったといえば、ロータリークラブに入って10か月が経ち、会員卓話の順番が私に回ってきた。
会員卓話とは、メンバーが順番にみなさんの前でお話をすること。
話の内容はなんでもよく、お医者さんは医療のことをテーマにするし、保険業の方は新しい制度の事、弁護士の方は法律の事等など、みなさん専門的な話を上手にされます。
じゃあ私が何をお話ししたかというと、タオルのこと・・じゃなく落語の事。
人生行き詰った時に、「あの人だったらどう考えるか?」「どう行動するか?」「何て言うだろうか?」 と思い起こす人がいると思います。
その人たちは、親だったり、友人だったり、恩師だったり、愛する人だったり・・。
私の場合、その中に落語の登場人物もいて、その人物はどういった噺に登場し、どういう行動にでて、どういう結末を迎えるのか?を簡単にストーリーを紹介したのです。
今回私が選んだ噺は、『百年目』 。子供の時から、奉公し30年経って出世した大店の大番頭は、まじめで、堅物で通っていた。
40歳過ぎても独身で、店の2階に住み込んでいるとなると、小僧さんたちからは旦那さま同様怖い存在でした。
その大番頭さん、実は結構な遊び人だった。
季節は春、勤務中に芸者、幇間(たいこもち)を連れ、向島にお花見へ行き、へべれけに酔っぱらったところ旦那さまに見つかってしまう。
大番頭は土下座し、旦那さまは「着物が汚れますよ。立ってください。」と言ってその場を立ち去る。
翌朝、解雇宣告を覚悟し旦那さまの部屋に呼ばれた大番頭は、耳を疑うことを言われるのです。
「店のどれだけ大きな穴をあけてるのか帳簿を確認したが、針の穴すら開いていない立派な帳簿だった。あなたはすでに旦那の器量をお持ちなのに、それに気がつかなかった自分が情けない。もう1年だけ私のところにいてくれませんか?そうしたら、のれん分けしますのでどうかお願いします。」
旦那様は手をついて大番頭にお願いし、大番頭は大粒の涙を流しながら了承する。という旦那の資質を問うストーリー。
演題でもある百年目というのは、余命がないことの例えで、見つかった時の大番頭の気持ちを表現したもの。
私がこの落語をどういう時に思い出したかというと、頭の上がらない地元の先輩に飲みに誘われた席が、実はロータリークラブの勧誘であったことに気がついた時、「今日が百年目」 だと観念したのでした。
ただ今の心境は多くの方々の出会いに恵まれ、入会のきっかけを作ってくれたことに感謝しています。
今日は私の52年目。百年目までまだまだ生きなきゃと思うのでした。
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コメント一覧
コメントありがとうございます。
こちらこそご来社いただき感謝です。
あと48年日々精進しますのでどうぞお付き合いください。
今日はお世話になりました。
幸せ太りかと思いきや、キャンディだった??
何はともあれ、誕生日おめでとうございます!
もう48年長生きして、ますます中年の魅力に磨きをかけてくださいね!