BLOG笑う門には七福タオル

オンラインショップ

english

役者魂

先週東京で、春風亭昇太さんが出演したお芝居 『ザ・フルーツ』 を見てきました。

1970年ごろが背景のストーリーで、笑いあり、歌あり、カッコよさありの、終演後余韻の残るお芝居でした。

さらに昇太さんの歌のうまさに驚いたほどです。

昇太さんは 「作品に恵まれている。」 と言っていましたが、実力もさることながら努力もされていると思います。

お芝居を観た翌日にあった、立川晴の輔さんの真打昇進披露宴でのエピソードをもう一つ。

「それでは、これからサプライズゲストをご紹介します。ミスターマリックさんです。どうぞ!」

披露宴の司会されている山中フリーアナウンサーの声にあわせて、聴き慣れたミスターマリックのテーマ曲が会場内に流れます。

・・・うわぁ!本物だぁ~・・・

ミスターマリックさんが舞台に登場し、730名のお客様を相手に数字のマジック。

1~9の数字当てマジックで、「あなたの数字はこれです!」 と最後に ”8” と大画面モニターに映しだされると730名のお客様からはどよめきがあがりました。

・・・おおぉぉ~・・・

「それでは、次にお客様の中からお手伝いいただきましょう。・・はいその赤い顔をされた方、どうぞ舞台に上がってください。」

ミスターマリックさんは、舞台上から730名の客席の一人に向かって手を差し伸べたのです。

・・・ん!オレ?!・・・

ミスターマリックさんが指名したのは、私。

驚きながらも、拍手の中舞台に上がりましたが、頭の中ではこんなことを考えていました。

・・・うわぁ!こんな近くだったらタネがわかってしまうかも?でも、わからないフリをしよう!・・・

マジックは、ビールジョッキに水を入れ手でフタをして振ると水がビールに変わってしまうというもの。

「もっと激しく振ってください!」

マリックさんの言葉に合わせてジョッキを振ると、透明な水が次第に黄金色になりしかも泡立ってきたのです。

「ええっ!」 タネどころか、色が変わって泡が噴出していることに声に出して驚いてしまいました。

「味はどうですか?」 と言われ、飲んでみると 「ビ、ビールです!」 と答えるのが精いっぱい。

どうも私は役者には向いていないようです。

コメントを投稿する

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です

※いたずら防止のため、メールアドレスもお書き添えください。誹謗中傷等のコメントは削除する場合がございます。

CAPTCHA