2014/01/28| 七福萬来
愛に国境はない
渡仏して8日目、パリの国際見本市も最終日。
写真は今回の見本市で通訳&ビジネスのお手伝いをいただいた4名の女性スタッフです。
柳井蘭子さん(神奈川県出身)7回目
土井真奈美さん(愛知県出身)5回目
内田千春さん(滋賀県出身)2回目
茶木クリステルさん(フランス・ポアトゥ地方出身)初出場
彼女たちの共通点はパートナーが外国人であること。クリステルさんは日本人のご主人です。
彼女たちを見てると ・・・愛に国境はないんだな・・・ と感慨深く思うわけです。
見本市会期中にこんなことがありました。
イタリアからタオルの注文をいただいた際に、ギフトボックスも一緒に送ることになり・・。
「じゅあ、イタリアのバイヤーにギフトボックスはかさばるんで、たたまないで送るってメールしてくださいね。」と、私
「ええっ!本当にたたまないで送るんですか?かさばりますよ。」と スタッフ。
「いやいや、かさばるからたたまないで送るんだよ!」と 私。
「だから、たたまないで送るとかさばりますよ!」と スタッフ。
話がかみ合わない。
この ”ギフトボックスをたたまない” という言葉ですが、私はギフトボックスを組み立てないこと意味してるのに対して、スタッフはギフトブックスを組み立てたまま という意味だったのです。
「みんなはどういう意味だと思う?」 と 他のスタッフにも聞いてみると、みんな ”ギフトボックスをたたまない” ということは、組み立てたままであることを意味するとのこと。
・・・えっ——そんなぁ~・・・・
しかも、「それって、今治タオル業界だけの専門用語じゃないですか?」 と 言われる始末。
ただ 言い訳がましいのですが パソコンで 『たたんで』 と入力し漢字変換すると 『畳んで』 もあれば 『起たんで』もしくは『立たんで』『建たんで』とも出る。
あながち、私の言い分も間違っていないのです。
日本人同士でもこんなことがあるのに、外国人をパートナーに選らんだスタッフたちは言葉だけでなく、生活習慣の違いも乗り越えたのでしょう。
愛ってすべてを包み込むパワーがあるのですね。
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