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(日本語) 怪しい人々

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「性格が顔に出る。」とよく言います。

先入観がそうさせるのかもしれませんが、当たらずとも遠からずのところもあります。

凶悪な事件を起こした犯人が逮捕され、マスコミに顔が露出されると 「悪そうな顔してる!」 となる。

いま世間を騒がしている猪瀬東京都知事もそう。

作家として社会にメスを入れ、また政治家になっても歯に衣着せぬモノを言う人気者です。

さらには東京オリンピック招致成功させた功労者として、一躍時の人にもなりました。

しかし・・。

政治献金疑惑が取りださされ、記者会見での歯切れの悪い受け答えを聞いていると、一気に悪役の顔に見えてしまう。

「やったな?!」

芸能人もそう。

息子が犯罪を犯した人もそう、亭主とは別の男を寝取った人もそう、借金問題が訴訟に発展した人もそう。

みなさん、テレビに映った顔を見ると、悪そうに見えてしまう。

世間に後ろめたい気持ちになると、そういう顔になってしまうのでしょうね。

スポンサーが離れていくのはよくわかります。

落とし穴というか、人気商売の怖いところです。

ここんところ、東京で不動産会社の人とたびたび話をする機会があります。

来年春、娘の大学進学に合わせて住むところを物色し始めているのです。

息子も東京にいるので一緒に住まわせようとしているので、やや広めの部屋になる。

ということは、家賃もそれなりということになる。

不動産業者の方々は、私が信頼おける人なのか、言葉の節々に私を計っているのがよくわかる。

それで、私も印象よくするように満面の笑顔をふりまいたり、時にはギャグも言ったりする。

「管理人さんが24時間いなくてもいいのですが、でもいるんだぞ!という風なところがいいです。そうですね、ちょうど芝エビ風な感じです。アハハハ・・なんてね」

さて、いい物件を紹介してくれるでしょうか?

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