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(日本語) 暗黙の会話

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今年も三宅祐司さん座長の軽演劇・熱海五郎一座を見てきました。

前回作に負けず劣らない完成されたお芝居で、休憩なしの2時間半笑いっぱなし。

出演している春風亭昇太さんもキャラクター全開でイキイキとしていました。

「もう10年だから・・。」と、出演者同士の信頼関係が出来上がっていると、終演後の昇太さん。

舞台はみんなで作り上げていくものなので、特に軽演劇の場合この信頼関係は特に重要なのかもしれません。

カーテンコールの時、昇太さんと目が合ったので、ピースサインを送ると照れながらも指さしながら手を振ってくれ、暗黙の会話が。

私「面白かったです。」 昇太「おう。よく来てくれたな。」

もしくは、私「今回(セリフ)一度も噛まなかったですね。」 昇太「うまくいったわ。」

もしくは、私「今晩どこに飲みに行きますか?」 昇太「近くの居酒屋だ。」

そんな暗黙の会話をしてると、隣のお客様は、自分に手を振ってくれたと思い、手を振りかえしていました。

考えてみれば、演者がこちらを向いて手を振ってくれると、自分に振ってくれたと思いうれしいに決まっています。

同じような光景が、昨日行った東京ディズニーランドのパレード。

ミッキーマウスやドナルドダックなど多くのキャラクターたちが、パーク内を行進するとき、ゲスト(客)のみなさんに手を振り、またゲストのみなさんも手を振りかえす。

そしてゲストは自分だけに手を振ってくれたと思うのです。

ここに信頼関係が芽生える。

そうです。ディズニーランドは舞台なのです。

もちろん私も手を振り、当然そこに暗黙の会話が・・。

私「ミッキーかっこいいぜ!」 ミッキーマウス「来てくれてありがとう。」

もしくは、私「今日は暑くなくてよかったですね。」 ミッキーマウス「それでも暑いけどね。」

もしくは、私「ミニーとうまくいってる?」 ミッキーマウス「昨日ケンカしてしまったよ。」

夢と魔法の国で妄想は広がっていきます。

・・・ん?まてよ??・・・

昇太さんは私に手を振ったのでなく、本当は隣の人に振っていたのかも??

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