2013/06/27| 七福萬来
富良野と今治
“つながり” というものはおもしろい。
北海道・富良野市に 『ふらの演劇工場』 という公設民営劇場があります。
この『ふらの演劇工場』では、演劇の他、落語会も行われていて、弊社も少しつながっています。
4年前、七福タオル創業50周年記念イベントとして”立川志の輔・春風亭昇太 夢の二人会”を今治で行い、その時の高座をくるむ毛氈(もうせん)に、赤いタオル地を使用しました。
後日、志の輔師匠からそのタオル毛氈(もうせん)を『ふらの演劇工場』に送ってほしいと依頼があり、現在も落語会に使用されているのです。
先日の土曜日、志の輔師匠から電話がかかり、「今、富良野にいるんだけども、またタオル毛氈(もうせん)を作ってくれない?」 と、依頼がありました。
「了解です。」と応え電話を切ったのですが、昨日再度志の輔師匠から電話ありました。
そしてその内容にびっくりしたのです。
富良野といえば、テレビドラマ『北の国から』の舞台であり、そのドラマの脚本を書いた倉本聰さんは、名誉富良野市民でもあります。
また富良野にある閉鎖したゴルフ場に植樹し、森に戻そうとするNPO法人『富良野自然塾』の塾長です。
『富良野自然塾』では、自然との共生を図るべく、いくつかの体験プログラムがあり、多くの人が訪れているとのこと。
「でさ、その自然塾の精神に共感し、別な地方でも同じものを作っているのよ。それが 今治 なのよ!」
「えっ?!今治ですか!」
「オレもびっくりしたよ。『富良野自然塾』がバックアップし『今治自然塾』というのがあると、こないだ行った時に聞いてさ。だから劇場が10周年だから、今治タオルの毛氈(もうせん)を贈ってあげたくて。」
春風亭昇太師匠と志の輔師匠とのつながりで、落語とタオル、そしてそれは富良野へとつながっていきましたが、実は今治ともつながっていたなんて!まさに点と点が線に、線と線が面なる瞬間です。
志の輔師匠から電話がかかってきた時、私はご来社されたゴルフ場の営業マンと談笑していました。何度も師匠とプレーをしたことがあり、これまたつながりのあるゴルフ場です。
「志の輔師匠からだったよ。」電話を切った後、そういうと、
「えっホントですか?!また是非ご一緒にご来場ください。」と営業トークを発しました。
「ああ行くよ。お前んところも閉鎖して木を植えたらね。」
すっかり自然塾に影響されていたのでした。
つながりって、おもしろいです。
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コメント一覧
コメントありがとうございます。
是非富良野に行ってみてください。
キタキツネも待っていますよ。
おはようございます。先日、”北の国から”を全作見直しました。
行ってみたいですね。そして、タオル毛氈も見てみたいものです。^^;