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富良野と今治

“つながり” というものはおもしろい。

北海道・富良野市に 『ふらの演劇工場』 という公設民営劇場があります。

この『ふらの演劇工場』では、演劇の他、落語会も行われていて、弊社も少しつながっています。

4年前、七福タオル創業50周年記念イベントとして”立川志の輔・春風亭昇太 夢の二人会”を今治で行い、その時の高座をくるむ毛氈(もうせん)に、赤いタオル地を使用しました。

後日、志の輔師匠からそのタオル毛氈(もうせん)を『ふらの演劇工場』に送ってほしいと依頼があり、現在も落語会に使用されているのです。

先日の土曜日、志の輔師匠から電話がかかり、「今、富良野にいるんだけども、またタオル毛氈(もうせん)を作ってくれない?」 と、依頼がありました。

「了解です。」と応え電話を切ったのですが、昨日再度志の輔師匠から電話ありました。

そしてその内容にびっくりしたのです。

富良野といえば、テレビドラマ『北の国から』の舞台であり、そのドラマの脚本を書いた倉本聰さんは、名誉富良野市民でもあります。

また富良野にある閉鎖したゴルフ場に植樹し、森に戻そうとするNPO法人『富良野自然塾』の塾長です。

『富良野自然塾』では、自然との共生を図るべく、いくつかの体験プログラムがあり、多くの人が訪れているとのこと。

「でさ、その自然塾の精神に共感し、別な地方でも同じものを作っているのよ。それが 今治 なのよ!」

「えっ?!今治ですか!」

「オレもびっくりしたよ。『富良野自然塾』がバックアップし『今治自然塾』というのがあると、こないだ行った時に聞いてさ。だから劇場が10周年だから、今治タオルの毛氈(もうせん)を贈ってあげたくて。」

春風亭昇太師匠と志の輔師匠とのつながりで、落語とタオル、そしてそれは富良野へとつながっていきましたが、実は今治ともつながっていたなんて!まさに点と点が線に、線と線が面なる瞬間です。

志の輔師匠から電話がかかってきた時、私はご来社されたゴルフ場の営業マンと談笑していました。何度も師匠とプレーをしたことがあり、これまたつながりのあるゴルフ場です。

「志の輔師匠からだったよ。」電話を切った後、そういうと、

「えっホントですか?!また是非ご一緒にご来場ください。」と営業トークを発しました。

「ああ行くよ。お前んところも閉鎖して木を植えたらね。」

すっかり自然塾に影響されていたのでした。

つながりって、おもしろいです。

コメント一覧

  1. 河北泰三 より:

    コメントありがとうございます。
    是非富良野に行ってみてください。
    キタキツネも待っていますよ。

  2. taq1956 より:

    おはようございます。先日、”北の国から”を全作見直しました。
    行ってみたいですね。そして、タオル毛氈も見てみたいものです。^^;

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