2013/05/17| 七福萬来
(日本語) 空間と環境
大阪から東京に移動し、昨日の夕方は息子と事務家具メーカー イトーキのイノベーションセンター”SYNQA(シンカ)”へ見学訪問しました。
弊社事務家具のほとんどがイトーキ社製を使用していること、息子は大学でシステムデザインを学んでいること等などで、代理店を通じてお願いしたのでした。
東京・京橋駅真上にあるこの施設、親子ともども正直びっくりしました。
うまく表現できないのですが、情報と交流から生まれるコミニュケーションを具体化し提案している施設です。
文字にするとワケわからなくなりますが、ここにいると色んな発想(アイディア)が芽生える気がするのです。
例えば、会議室の壁は一面ホワイトボードの塗装がされており、直接壁に書き込むことができたり、会議テーブルも同じく書き込みができます。
ちょっとしたことですが、発想を披露するスピード感がコミュニケーションにつながるのだと感じたのです。
実際に社員が働いているスペースも見せていただきました。
フリーアドレスといって、自分の机はなく毎日場所が変わるシステム。
「自分の書類の置き場所は?」と質問すると、
「書類は全部共有となりますので、ファイルをまとめた棚に置いてあり、必要な時に取り出し、使い終わったら元に戻すようになります。」と、説明を受けました。
事務所内のほとんどが間接照明で、やさしい光に包まれています。
事務所内の通路には等間隔でドット柄があり、これを踏みながら歩くと社内でちょっとした運動になるとのこと。
ここの空間にはあちらこちらに楽しい配慮がされているのです。
空間といえば、14日に大阪フェスティバルホールに行ってきました。
4月にこけら落とししたばかりのこのホールは2700人収容で、クラシックコンサートやオペラ、演劇が行われるのですが、今回は落語会。
立川志の輔・談春二人会。
テレビ局の知人にチケットが取れたので行きませんか?と誘われ行くことにしたのです。
通常落語という芸能は300~500人程度の収容ホールが一番いい環境なのですが、2700人のホールでの落語がどうなのか興味津々でしたが、見事に満席のお客様を魅了した公演でした。
お客様からの掛け声もはっきり聞こえるようで、「喫茶店で話しているようだ。」と、志の輔師匠。
空間と環境・・・そこには緻密な計算があるのでしょう。
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