(日本語) しめせ落語 | SHICHIFUKU TOWEL CO.,LTD.

2013/04/25| 七福萬来

(日本語) しめせ落語

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今週頭から東京３泊４日。

夜、特に約束している先がなく、一人静かにホテルでコンビニ弁当です。

とはいえ、それなりに　「今日夜空いている？」　と、取引先等に連絡はしたものの、みなさん予定が詰まっていたのです。最後に息子にも電話しましたが、やはりダメ。

・・・しょうがないな・・・

それで、初日、二日目の夜は一人静かに過ごしたのです。

三日目の夜・・やはり予定が入っていない。

それでも手帳を確認すると”立川志の吉さん落語会”と書かれている。

・・・あっ！今日か！・・・

立川志の吉さんは志の輔師匠の一番弟子で、数年前知人に頼まれマンションの自治会主催の集まりで落語をお願いしたことがありました。

それ以来志の吉さんから、落語会のご案内をいただいており、機会があれば見に行きたいと思っていたのです。

ネットでチケット販売を確認するとすでに完売。

・・・当日券があるだろう！・・・

１９時開演で、会場に着いたのが１８時５０分。通路に座布団を敷いた当日券が残っていました。

志の吉さんは”真打ち”手前の”二つ目”の落語家です。（落語家は入門すると　前座→二つ目→真打ち　という階級制度があるのです。）

今回の落語会は、真打ちになるために志の輔師匠に「しめせ！」と言われ企画したもので、今日のテーマは『こども（教育）編』。

１席終了したあと、舞台に小学生低学年２０名程度集め　”こども落語会”　の再現をしたのです。

子供の発想力を観客に見せるという実験企画です。

これがなかなか面白い！たいしたものだと思いました。

そして最後の一席は、奉公に出した息子が３年ぶりに帰省する親の心情を描いた人情噺　”藪入り”。

昨日電話した息子のことをチラチラ思い浮かべながら聞き入りました。

終演後に楽屋に行くと、手ごたえを感じたのかさわやかな笑顔で迎えてくれました。

立川志の吉さん、真打ち昇進は近いでしょう。

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