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(日本語) 気づかい

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先週行った”志の輔らくごINパルコ”では、気づかいのオンパレードでした。

チケットを受け取るため、ロビー受付に行くと最初の気づかいに遭遇。

「志の輔師匠からブルーレイBOXのお土産を渡すように言われていますので、どうぞ。」と、パルコ関係者。

ご招待いただいているにもかかわらず、お土産までご用意されている気づかいに感謝恐縮。

続いて、客席に向かう途中、「河北さん!」との呼びかけに振り向くと、顔見知りのテレビ関係者で、お声がけいただいた気づかいをうれしく思いました。

さらに、途中休憩時間にまた「河北さんでしょうか?」との呼びかけに振り向くと、京都にお住まいの落語ファンつながりの知人。

さらに、「明日は、青山のイッソ・エッコショップでタオル買って帰ります!」との気づかい。

終演後、先程の落語ファンつながりのご友人たちが、またまた声をかけてくれました。

「またお会いしましょう!」の声を出すのが精いっぱいなほど、みなさんの気づかいに感激したのです。

さてさて、今度は私が気を使う番ですが、痛恨のミスをしてしまうことに。

ご一緒した佐藤可士和さんご夫妻を立川志の輔師匠楽屋にお連れし、「今日はありがとうございまいした。」というと、「おう!よく来てくれたな。ありがとう。」と、手ぬぐいを手渡してくれました。

楽屋に来られた知人に手ぬぐいをお渡しするのは、志の輔師匠毎年恒例です。

もちろん楽屋見舞いをみなさんお持ちになられます。

「佐藤可士和先生と奥さまの悦子様です。」と、ご夫妻をご紹介し、楽屋見舞いを手渡され、師匠とご夫妻が談笑し、それが終わると師匠は私の方を向いて、

「お前にもあげたっけ?」と、また手ぬぐいを差し出しました。

「ええ、頂戴しました。」といい、最後のお礼を言って会場を後にし、・・・しまった!・・・ と思った時はすでに佐藤可士和さんと一緒に乗ったタクシーの中。

実は私の胸ポケットにも、楽屋見舞いが入っていたのですが、それを緊張のあまりお渡しするのを忘れてしまったのです。

・・・ああぁぁ~何で忘れてしまったんだろう!・・・ と、頭の中でぼやき始めます。

チケットをご用意してくれ、欲しかったブルーレイディスクも頂戴し、手ぬぐいも頂き・・・ん?手ぬぐい?

「お前にもあげたっけ?」と、再度確認されたあの一言はひょっとして、「手ぶら?」という気づかい?

そんなことはないだろう!・・いや、まさか、考えすぎ、でも、いくらなんでも、ひょとして、うそだろぉ、しかし・・・

・・・ああぁぁ~何で忘れてしまったんだろう!・・・

気づかいってタイミングをはずすと、気疲れします。

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