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日本の黒い霧

私はサスペンス小説が好きです。

特に東野圭吾さんと松本清張さんが好きです。

東野圭吾さんの小説はほぼ読破し、最新作「カッコの卵は誰のもの」も読了しました。

東野圭吾さんの小説マイベストは下記の通りです。

1.秘密・・・ファンタジックでとてもせつないストーリーです。

2.さまよう刃・・・娘を奪われた父親の復讐の影に、少年犯罪法に警鐘を鳴らしています。

3.赤い指・・・夫婦・子供・親に起こった、ある1日の出来事です。泣けます。

他の作品も素晴らしいです。

あと、巨匠・松本清張さんも大好きです。

昨年から松本清張生誕100年として、テレビなど特集をしています。

松本清張さんの作品で、「日本の黒い霧」というノンフィクションがあります。

日本で起こったさまざまな事件を独自の調査と視点で、推理しています。

その中に、下山国鉄総裁謀殺論というのがあります。

通称下山事件とは、昭和24年、初代国鉄総裁である下山定則氏が出勤途中に失踪し、翌日未明に死体となって発見された事件です。

最終的に、自殺・他殺どちらかわからないままです。

松本清張さんは、この事件に日本に駐留していたアメリカ軍が深く係わっているのでないかと、指摘しています。

つまり綿密に練られた謀殺計画(他殺)で、壮大なスケールで実行されています。

松本清張さんは、これが事実としたら、この壮大な謀殺計画は、どんな推理小説もかなわないだろうと言っています。

私も同感で、まさに日本の黒い霧です。

ただ、今の日本があるのも、この下山事件のおかげであるかもしれません。

何故下山総裁は殺されなければならなかったのか?

「日本の黒い霧」 下山国鉄総裁謀殺論・・鳥肌モノです。

コメント一覧

  1. 河北泰三 より:

    いやぁ、実は東野圭吾さんの作品は甲乙付けがたいんですよ。
    白夜行・幻夜・・納得です。
    三部作といわれていますよね。
    東野圭吾さんのエッセイによると、当初は1章づつが単独の短編小説として構成していたそうです。
    ということは、やはり次のシリーズ(完結篇)に期待が膨らみます。
    パラレルワールドラブストーリーも冒頭の電車シーンから、ドキドキしながら読みました。
    東野圭吾作品・・いいですね。

  2. ササピィ より:

    東野圭吾さんのベスト3 興味深く拝見しました。
    私も結構読んでいますし、河北さんがベスト3であげた作品も
    読んでいます。
    でも、私のベスト3とは1個もかぶりませんでした!
    ちなみに小生は
     1、白夜行
     2、幻夜
     3、パラレルワールドラブストーリー
     でございます。

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