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中学3年生の娘さんと小学校6年生の息子さんがいらしゃる友人が、笑いながら家族のエピソードを披露してくれました。

「ウチの娘(中3)は、家族の中でいつもファインプレーをしてくれるんですよ。」

「ファインプレー?」

「家に家族共通のIPadがあるんですが、母親に見つけられないように息子の履歴をうまく消して行くんです。」

「それって、エロ系を見てるってことですか?」

「いやいや、息子は小学校6年なのでそこまでいかないのですけど、こないだひとつ消し忘れが母親に発覚しました。」

「それって何だったんですか?」

「ウィキペディアでの検索履歴に、『おっぱい』 という言葉が残っていたんですよ。」

「『おっぱい』!アハハ、そりゃいい!かわいい!いい感じ!」

思春期の男の子は、今から考えるととてつもなく おバカ なことに真剣になり、また興奮したものです。

私も近い経験があり、国語辞典や百科事典で体の名称を調べては、興奮しました。

今の時代は調べ物でも、相談事でも、インターネットですぐに調べることができます。

ホント便利なのですが、調べ物次第では、足がつく のでご注意ください。

携帯電話もスマートフォンに変わり、電話がついているパソコン状態です。

つい最近替えたばかりのスマホに ”しゃべってコンシェル” というアプリがあり、試してみました。

文字を打ち込み検索するのでなく、しゃべって音声認識で回答を出してくれるのです。

「ラーメン食べたい!」 と言えば 「エリアガイドでグルメ情報をお調べします。」 と付近の食事処の表示がされます。

「ミラノは今何時?」 と言えば 「ミラノは今午前10時です。」言ってくれます。

・・・おおっ、すごい。じゃあこれはどうだ?・・・

「エッチなところ?」とスマホに語りかけると、 「認識できません。」 と言うかと思ったら、 

「えっ!ええっ!?」 と戸惑った返答がありました。

再度同じ質問をすると 「ドキドキ!」 と言って、検索されませんでした。

なかなか機転の利いたアプリですが、こっちが 「ドキドキ」 してしまいました。

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