(日本語) 修学旅行今昔物語 | SHICHIFUKU TOWEL CO.,LTD.

2012/06/26| 七福萬来

(日本語) 修学旅行　今昔物語

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娘が修学旅行へ行くので、その準備のために買いモノに付き合わされました。

というより、財務省としてくっついているって感じです。

しかし最近の修学旅行ってだいぶ様変わりしています。

娘の通っている高校は北海道・東京・沖縄・上海の４つの中から自由に選べるのです。

ということは、同級生がバラバラになるということです。

「それでいいのかよ？！」

思わず、誰に言うこともなくつぶやいてしまいます。

娘は北海道を選択し、スケジュール表を見ると、宿泊先はホテルだのペンションだの、立派なところばかりです。

「ほぉ～、いまどきの修学旅行ってすごいね。」

またしても誰に言うことなくつぶやいてしまいます。

とはいえ修学旅行ってどの世代でもやはり楽しいものです。

私の高校時代は東京でした。

それはそれは楽しかったです。

四国からフェリーで広島まで渡り、そこから新幹線で東京までの旅です。

新横浜駅を通過し、まもなく東京に到着する時に友人のひとりが鼻血を出しはじめました。

「おいおい大丈夫かよ。のぼせたのか？」

「今　松田聖子ちゃんと同じ空気を吸っていると思ったら興奮しちゃって・・。」

いやはや、純粋な高校生です。

「世の中で遅れているヤツは、修学旅行が東京のヤツ」

大学に入り、先輩からそう言われました。

当時は東京にディズニーランドはまだなく、東京観光といえば東京タワー、浅草、皇居　等で、遊ぶというより社会見学といった感じなので、修学旅行が東京というのは　”おのぼりさん”　というイメージがあったのでしょう。

「先輩はどこに行ったのですか？」　と、尋ねると

「オレは四国だ。」

娘の修学旅行が、無事で楽しいモノであることを祈るばかりです。