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(日本語) 偶然の出会い

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思いがけないところで、思いがけない人に出会うことがたまにあります。

例えば飛行機ですが、松山空港路線はよく利用するので、松山空港からの足がない時、(同乗させてもらおうと)知り合いがいないかさがすぐらい、3回に1回の割合で顔見知りが必ずと言っていいほど搭乗しています。

これが、別路線になると、偶然としか言いようがありません。

「河北さんじゃないですか?」 声をかけられると思わずドキリとします。

海外の時はさらにビックリします。

昨年、香港空港で知り合いにバッタリ会いました。

「あれぇ?」 × 「何で?」

お互いに目を疑う感じです。

「どちらへ?」  

「香港です。そっちは?」

「はい香港です。」

互いに別れた後、ナンセンスな会話をしてしまったと反省しきり・・。

これがまた連れがいる時はまた別な感じになります。

先日、得意先の部長と大阪で志の輔師匠の落語を見に行った時のこと、入場するのに並んでいたら、一人の女性が私の顔を覗き込むように声をかけてきました。

「河北社長ですよね!私、2月に姫路城でご一緒した○○です。お見かけしたのでお声掛けさせてもらいました。」

「ああ、はいはい。その節はお世話になりました。」

今年2月に立川志の輔師匠と春風亭昇太師匠一緒に姫路城へ行った時にご案内してくれた、ワッハ上方(大阪府立上方演芸資料館)の学芸員の方だったのです。

でも、そんな事情は連れの部長は知らず、

「誰が見てるかわからへんでぇ~。悪いことはできんよな!気ぃつけや!」 と、疑惑の細い目で言います。

「別にそんなんじゃないですよ。」と言い訳していたら、今度はきれいなお嬢さん二人が部長に目で挨拶しています。

なので今度は私から 「誰が見てるか、わかりまへんなぁ~」 と、目を細めながら切り返しました。

それにしても、偶然とはいえ、人の出会いというのは楽しいモノです。

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