2012/05/29| 七福萬来
(日本語) 現地説明会
2013年2月竣工予定の配送センター新築工事現地説明会を開きました。
“現地説明会”というのは、建築図面をもとに、施工業者を決めるためのものです。
わかりやすく言えば 相見積もり をお願いする説明会です。
参加された施工会社の大体は各社1~2名の参加ですが、多いところは5名で参加されていました。
・・・おおっ気合が入っているな!・・・
でもそんな事は口には出さず笑顔で迎い入れ、呉越同舟での説明会開始です。
建築デザイナーの中川さんからあらましの説明があり、建築現場へ移動しました。
先程の緊張感はさほどなくなりましたが、現地でも中川さんの言葉をひとつひとつメモ書きをしているみなさんでした。
・・・逆の立場だったら嫌だなぁ~・・・
タオルのOEM(委託)生産の場合も相見積もりは多々あります。
勝手な話ですが、私はこのOEM生産の相見積もりというのが好きではありません。
というのも、タオルの場合は相見積もりをしたからと言って、それが同じモノができるとは限らないからです。
糸の選定や密度、パイルの長さ、縫製手法 等など、絶対というほど差が出ます。
それほどタオル作りは、デリケートだし立体的で、比較対象があいまいなのです。
それともう一つ、すでに他社で生産されているタオルを提示され、 「これと同じモノを作ったらいくらになる?」 という要望。
実サンプルがあるということは、オリジナルがあるということで、弊社で作るとオリジナルのコピーになります。
ということは、弊社製のモノがよかったとしてもオリジナルがあったからと言われ、弊社製のモノが悪かった時には当然オリジナルの方がよかったと言われ、どちらに転んでもオリジナルに勝てないのです。
もちろんオリジナルを作ったメーカーさんにも敬意を払い、ビジネスだけでないところで気持ちが萎えるのです。
ただ相見積もりも色々で、デザイン・織り技法等独自性を含めたご提案の時、うれしいこともあります。
「見積りは他社より高かったけど、七福さんにお願いした方がよく売れそうだから、お願いする事にしました。」
こう言われると、信頼を裏切ったら申し訳ないという気持ちになり、できるだけのことをしようと心がけるのです。
さてさて弊社配送センター新築工事、施工先はどこになるのでしょうか?
ここで指定業者の方にヒントです。私はコストと平行してマインドも大事にします。
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