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太陽の独演会

昨日の金環日食は神秘的でしたね。

今治地方はあいにくの薄曇りでしたが、雲がうまいことフィルター代わりになって肉眼で充分楽しめました。

しかし、日食という天文現象を知らない時代では、神の怒りに感じた人もいれば、天変地異の前触れと思った人もいるでしょう。

また、それを知っている人は神として崇められたのでないかと思います。

光といえば、スカイツリーにお株をすっかり取られてしまっている、東京タワーでこんな遊びがありました。

夜、東京タワーがよく見える場所に行き、連れにこう言うのです。

「私の息で東京タワーを消してあげる。」

そしてタワーに向かって息を吹きかけると、ライトアップが消えるのです。

実は、東京タワーのライトアップが午後10時?で消えるのを見越して、時計をこっそり見ながらタイミング良く息を吹きかけるだけなのです。

彼女とのデートや子供には大うけします。

スカイツリーになると広範囲で出来るでしょう。

話を戻して、なぜ、金環日食がこんなに盛り上がるかというと、神秘的だからと思うのです。

言いかえると、太陽というのは、生きているモノにとっていかに重要であるということです。

太陽=神秘的=光=希望 と言ってもいいかもしれません。

初日の出に人が集まるのも、富士山でのご来光を見たさに人が山に登るのも、希望を求めているのでないかと。

それほど太陽の光は、万物にとって生きる力になっているということです。

日食を見たのはいつ以来なのか、記憶をたどってみましたが、中学生だったか、高校生だったか、社会人になってだったか、思い出せません。

ただ、部分日食であったと思いますが、若い時に今治で日食を見た記憶はあるのです。

見た場所は覚えているのに、いつであったかという記憶があいまいです。

考えてみれば、これもひょっとして太陽の力なのかもしれません。

日食には知られていない不思議な力があるような。

やっぱミステリアス・・・。

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