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通勤手当

通勤手当を支給している会社は多くあります。

距離や通勤手段に応じて、会社の規定・マニュアルによって支払われるのです。

ただこのマニュアルに泣いている人もいます。

例えば、愛媛県内で今治―松山(約50キロ)を電車通勤されている人の話。

通勤手当は支給されるのですが、特急料金は自腹扱いというのです。

それはあたりまえの話に聞こえますが、その方の会社では電車通勤のマニュアル基準が首都圏在住の社員に設定されています。

首都圏の電車は、各駅停車、準急行、急行、快速、特別快速、中には特急も同一料金で運行されています。

しかも3~10分おきに次々と電車がやってきますが、今治―松山の場合JRのみが通勤手段であり、その運行本数も1時間~2時間に1本です。

「『お前が遠くに住んでいるのが悪いんだ!』と言われた時には、会社規程が不公平に感じました。」

その会社員の愚痴を聞きながら、ついつい同情してしまいました。

入社5年目の若い社員の話。

転勤で今治に配属されたのが3年前で、会社から徒歩圏内に住んでいます。

転勤前は通勤手当対象になっていたのですが、今治では手当対象外にもかかわらず、通勤手当をもらっていたそうです。

最近になって上司からその指摘を受けて、3年分の通勤手当を一括返済しなければならなくなりました。

それも予告もなく、ある月の給料から天引きされ、その月の給料は3万円足らずだったのです。

ここでポイントになるのは、この社員は転居住所を会社側に伝えていたこと。通勤手当支給していたのは会社側の都合(ミス)でもあるということ。さらに返済方法について社員と話し合いを持っていなかったことです。

「腹が立ったろう。」

「泣きそうになりました。」

会社側の言い分もわからないことはありませんが、話を聞く限りでは非情な仕打ちです。

「あのさ、指摘をする上司には二つタイプがあると思うのね。襟を正してコンプライアンスを守ろうとしているタイプか?以前自分も同じような目に遭った復讐タイプか?君を指摘した上司はどっち?」

「・・答えられません。」

考え方の違いを埋めるには、アナログ的なコミュニケーションが必要でしょう。

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