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(日本語) あきらめない商品企画

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商品企画から本番生産・出荷に至るまでいくつかのプロセスがあります。

1.企画コンセプト 

2.デザイン草案 

3.詳細デザイン・設計 

4.ファーストサンプル製作

5.検討・修正・セカンドサンプル

6.本番修正・生産・出荷

大体はこんな感じですが、この商品が売れるのか?どうなのか?はファーストサンプルが出来上がった時にわかります。

つまり、いい顔をしているかどうかで、私はここを大事にしています。

いい顔している商品は、セカンドサンプル時に微修正ですみますが、思ったイメージでない商品は、修正箇所も増えます。

修正箇所が多い商品は、セカンドサンプルもイマイチになり、また修正箇所を増やしながら再度サンプルを作ります。

時間労力もさることながら、当初のコンセプトも精神的な気持ちもどんどん離れていくのです。

結果、見切りで本番生産をする事になり、不良在庫となってしまうのです。

なので、セカンドサンプル時にいい顔にならなかった場合、その商品をあきらめることにしているのです。

ただ、例外もあります。

セカンドサンプル時にいい顔にならなかったのに、修正を重ねていい顔になっていくのです。

そして出荷・販売・・。

「河北さん、(販売)数字見ましたか?スゴイですね。」

企画立案したバイヤーから、大ヒットしたお礼の電話がありました。

「何度も、何度も修正依頼し、それに応じてくれた七福(タオル)さんのおかげです。ありがとうございました。」

「いやいや、バイヤーのセンスの賜物です。でもうれしいです。良かったです。うっ・・」 と、すでに泣きベソの私。

あきらめない心も大事であると、あらためて思ったのでした。

そしてもうひとつ大事なこと・・それは喜びを共有する心です。

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