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(日本語) ちびっこハウス

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日本中に ”伊達直人現象” が起こったのが一昨年前です。

児童養護施設に新品のランドセルやら文具・玩具が、次々と届けられました。

贈り主は ”伊達直人” と書かれています。

伊達直人というのは、40年前以上に放送されたアニメ・タイガーマスクの主人公の名前です。

主人公も孤児で、幼いころにいた”ちびっ子ハウス”という児童養護施設を訪ねては、子供たちにたくさんのプレゼントをします。

今、児童養護施設に収容されている子供たちは、身寄りがないわけではありません。

親の育児拒否や虐待によるものが大半なのです。

・・・なんかおかしい??・・・

ニュースを見ると、幾度となく子供の虐待事件が報じられています。

その手口は目耳をふさいでしまいたくなるほどです。

今治市内にある児童養護施設の子供たち・先生方を先日行われた「立川志の輔 春風亭昇太 夢の二人会」にご招待しました。

ご招待したきっかけは、その施設にボランティア活動している人と知り合いだったからです。

その方とお話する度に、子供たちがいかに純粋に生きているか、先生方の苦労がどれだけ大きいか、また育児放棄した大人たちの身勝手さが、鮮明になってきました。

「差し出がましいのですが、中学生、高校生のみなさん、そして関係者を落語会にご招待することは、ご迷惑にならないでしょうか?」

公演2ヵ月前に私の方からご提案をさせていただきました。

ただ心配もありました。

というのも、行政というのはどこかカタイところがあり、タテマエ論が先行します。

東日本大震災の時、支援したい、支援受けたいと思っているのに、中間部分でのタテマエ論がじゃまをしてしまい、ずいぶん嫌な思いをしました。

本音というか、本質というか、何故そこんところを見ようとしないのだろうと思ってしまうワケです。

数日後、「喜んでお受けします。」と回答があった時は、正直私の方がうれしかったです。

笑顔のある生活、笑いのある暮らしは、明日への活力になることは間違いないと思っています。

・・・内部的に色々あった事と思いますが、ご来場いただき感謝、感謝です。・・・

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