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夢の二人会2012エピソード1


DSC_0372.JPG3月4日に今治で「立川志の輔・春風亭昇太 夢の二人会」 を開催しました。

当然のことながら、全席指定のチケットは完売御礼。

牛ほめ                 瀧川鯉ちゃ

二番煎じ ~生着替え~ 短命  春風亭昇太 

仲入り(休憩)

徂徠豆腐                立川志の輔

というプログラムで、開演16時 終演18時50分。

2時間50分という開演時間もさることながら、演者そしてお客様の強い気にあふれる落語会でした。

楽屋でのウラ話エピソード1。

プログラム(内容・出演順・演題 等)を決めるのは、両師匠です。

「1席づつがいいんじゃないの」 と志の輔師匠。

「そうだよ1席づつがいいよ」と昇太師匠も続きます。

この会話、両師匠に会う度に言われていました。

過去2回の夢の二人会では、2席づつ演っていただき、リピーターのお客様が期待をしての会であることと思いつつも、公演時間の事を考えなければなりません。

・・・どうしようか??・・・

「2つの独演会がひとつになるような二人会になればいいんじゃないの」 と テレビ番組 ”笑点” の放送作家 である佐藤かんじさんが助言をしてくれました。

なので、前半 ”昇太 オレスタイル” 後半 ”志の輔らくご” という公演内容になったのです。

公演当日開演3時間前、舞台チェック、音響チェックのため両師匠は楽屋入りしました。

「高座どう?」「スピーカー音っぽくならないようにしてください。」「手を叩いてみて」

前座の鯉ちゃ君にしゃべらせて、よりよいライブにするために真剣にチェックをしています。

その姿は、落語家としてのふるまいが漂っています。

終演後惜しみない拍手を続けてくれるお客様を眺めながら、「ライブはみんなでつくるもの」 とあらためて思いました。

ご来場のみなさま、またスタッフのみなさま、そして志の輔師匠、昇太師匠、本当にありがとうございました。

コメント一覧

  1. 河北泰三 より:

    コメントありがとうございます。
    いやぁ~、二人会にいらっしゃたんですね。
    初生落語がこの二人会ということは、スゴイの見てしまいましたね。
    他の噺家さんも是非聴いてみてください。
    ご来場感謝します。

  2. RB3 より:

    二人会鑑賞いたしました
    初生落語すばらしかった。伝統芸を感じました。
    噺の中味よりすばらしく感じたのは、話術と効果音は芸であり技ですね。
    鯉ちゃさんも上手でした。最初の入りと掴みがもっと上手くなればいいですね。
    両師匠はさすがです。マスコミ露出度が高い分を差し引いても、やはり力あると感じました。
    昇太師匠は思っていた以上に、感動しました。スベリ気味の笑点しか知らない自分には、あの懸命さと上手さが驚きでした。
    志の輔師匠は年の功もあるでしょうが、引き出しが豊富にあるように感じました。
    今度は、本場の落語といっては失礼ですが、あまりマスコミ露出のない噺家さんや上方の噺も直に聴いてみたいと思います。
    コーディネートお疲れ様でした。

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