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(日本語) クリスマスマジック

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イルミネーションや音楽、そして冬の空気が混じりあり、出張先の東京は街中クリスマスモードになっています。

そそくさと打ち合わせ場所から次の打ち合わせ場所へと移動する時に、そういった光景を目にすると不思議な気持ちになってしまいます。

・・・クリスマスマジック・・・

「七福タオルの河北です。お世話になってます。」

移動の途中で得意先や仕入れ先に電話連絡をしますが、背景がクリスマスモードの時は無意識に使う言葉のニュアンスが変わってしまいます。

ある資材メーカーへの電話連絡の時、バックは ”ジングルベル” 鳴っています。

「ああ、それでいいですよ。ただ納期はちゃんとしてくださいね。みんな楽しみに待っていますから。がっかりさせないでね。」

別な仕入先の時には、”あわてんぼうのサンタクロース” が・・。

「もっと軽快に仕事してほしいな。リズムで言えば ”リンリンリン” とか ”ドンドンドン” とか ”ドンシャラシャン” とか。」

得意先からのクレーム電話の時は ”第九” が・・。

「ああっ!スミマセン。とんでもない事をしてしまいました。」

「今回はささいなことで済みましたが、気をつけてくださいね。」

「はいわかりました。明日の希望のためにもガンバリマス。」

さらに自分の会社への電話の時には ”きよしこの夜”が鳴っていて、発する声も神妙になります。

「そうか・・、なるほど・・、間に合わないかもしれないという事だな・・。わかった。神様に祈ろう。」

マンガみたいな単純な男でしょう。

でも、クリスマスマジックって不思議です。

これからサンタクロースもちらほら見かけるようになるでしょう。

昨年、今治でも愉快なサンタクロースを見かけました。

サンタの格好をした男がぜいぜいと息を上げながら走っていて、その先に止めてあったワゴン車に乗り込みました。

これから仕事へ行くのに待ち合わせていたのでしょう。

見ると、そのワゴン車には6人のサンタクロースが乗っていました。しかも運転手もサンタクロース。

これまたクリスマスマジックでした。

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