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クリアランス

今年の夏、サマージャケットを買いに行きました。

松山市内の百貨店ではあと2週間でクリアランスセールが始まる事は知っていたのですが、どうしても次の出張に着ていくジャケットがなかったので買ったのです。

「お客様、このジャケットは特殊素材で一番人気です。丁度このサイズ1着しか残っていません。」

そして買ったばかりのジャケットを着こなして、東京出張です。

都内百貨店へ行くと、紳士服売り場ではクリアランスセールがすでに始まっているではないですか。

・・・東京はクリアランスセールがもう始まっているんだ。ちょっと見てっか。・・・

私のお気に入りのブランドもあり、物色しようとした時です。

・・・うぁ!・・・

こないだ買った同じジャケットがクリアランスセール商材として売られていたのです。

しかも、たくさん吊られていました。

・・・一番人気って言っていたよな!何なんだよ!・・・

どのぐらい安く売られているのか気になりましたが、見ると嫌な思いをするのでやめました。

それより、1秒でも早くここを立ち去りたかったのです。

その理由は、同じジャケットを私が着ていたからです。

「お客様、お買い物でしょうか?」

ドキン!嫌な予感が当たってしまいました。

そうです、店員さんは私がセール商品を着用しそのまま行こうとした(逃げる)と思ったのです。

どう見ても、どう聞いても、声のかけ方、目つき、すべて私を疑っていました。

それもそのはず、店頭に置いてあるものと同じものを着ているのですから。

「あのぉ、言っておきますが、私これ松山で先週買ったんです。」

「ええっ!松山ってもうセールしているんですか?」

「定価で買ったんだよ!しかもカードで買ったんで、まだ引き落とされてないし!」

「それはありがとうございます。でもよくお似合いですよ。もう1着いかがですか?今だったら○○円です。」

・・・うわぁ~。値段聞いてしまったぁ~。・・・

この気持ちわかります?

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