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そのこころは

リビアのカダフィー大佐がついに捕らえられ、殺されたというニュースが入ってきました。

40数年間独裁政治を行ってきましたが、その終焉を迎えたという事です。

リビア国民にとって、やっと銃声のない夜が迎えられます。

そんな中、新しく担当になった銀行マンが弊社へやってきました。

彼は入行3年目のバリバリの若手で、いたって真面目な男です。

「社長。前回お邪魔した時に宿題をいただいたの覚えていらっしゃいますか?」

「ん?なんだっけ??」

「取引を増やしたかったら、オレを笑わせろとおっしゃいました。」

「ああ、そうかそうか!確かに言った。世間話が面白くないと話が止まってしまうからな。」

「それで・・」

「おおっ!いいね!面白い話もってきたか?」

「いや、それがなかなかなくて・・。なぞかけを考えてきました。」

「なぞかけ?」

「やっていいでしょうか?」

「ああ、やってみ」

・・・アハハ、なかなか面白くなってきたぞ!・・・

「カダフィー大佐とといて・・」

「おいおい!いきなりかよ!それを言うなら、カダフィー大佐とかけて・・だ。」

「あっ、スミマセン。では、もう一度。カダフィー大佐とかけて、七福タオルさんの商品ととく・・。」

「なになに・・、カダフィー大佐とかけて、七福タオルの商品ととく?」

「・・・あの~スミマセンが、そのこころは?って言っていただけないでしょうか?」

「ああ、ゴメン、ゴメン。あっけにとられたものだから。・・そのこころは?」

「無念死(むねんし・無撚糸)だったでしょう。・・・どうでしょうか!?ご満足いただけましたでしょうか?」

「・・・ああ、満足したよ。というか・・聞いていて恥ずかしくなったの久しぶりだわ。そいう意味ではよかったぞ!」

「そのこころは?」

・・・フッ、いいツッコミじゃん・・・

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