(日本語) 歩く遍路 | SHICHIFUKU TOWEL CO.,LTD.

2011/07/21| 七福萬来

(日本語) 歩く遍路

Sorry, this entry is only available in Japanese.

万歩計を開発販売をしている知人からオリジナル万歩計をいただきました。

私は万歩計を使った事がありませんが、この万歩計は手放せなくなっています。

理由はおもしろいのです。

どこがおもしろいかというと、歩数を重ねていくと四国八十八カ所巡りができるのです。

最初に体重、歩幅、日時を設定すると、ディスプレイに表示された第１番札所　霊山寺から出発です。

進んで行くと特産品や観光名所が画面に表示されるようになり、お坊さんの説法も出てきます。

言わばゲーム感覚の万歩計という事ですが、人との出会いも楽しみのひとつです。

この万歩計を持ち始めて、１週間経ちました。

現在累計で九万歩、４１キロ歩いている記録があり、３０００キロカロリー消費し、第１２番札所の焼山寺（しょうさんじ）を目指しています。

四国に住みながら、一度も四国八十八カ所参りをした事がない私ですが、この万歩計によると最後まで歩くのに約２００日かかります。

・・・へぇ～。こうなったら最後まで巡りたいよなぁ～。・・・

人というのは目的が出てくると、それに向かって進み始めます。

偉人・伊能忠敬は、江戸時代に日本地図を作る事を目的に全国を歩き回りました。

その歩数、４０００万歩と言われています。

私のペースでいくと８年半かかる計算になります。

・・・８年半！・・・

四国八十八カ所巡りが終わったら、次は伊能忠敬の歩数に挑戦してみようと思ったら、伊能忠敬をモチーフにした新作落語　”大河への道”を創作した立川志の輔師匠のことを思い出しました。

・・・この万歩計を志の輔師匠に贈ったら喜ぶかも・・・

そんな事を思っている時、私の携帯が鳴り、着信名を見ると　”立川志の輔”　になっています。

・・・マジ？！・・・

通話ボタンを押すと、あのダミ声で・・

「志の輔です。」

万歩計”歩く遍路”　・・人をひきつける不思議な魅力があります。

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