2010/02/22| 七福萬来
(日本語) 御礼志の輔らくご×今治タオル
2月20日午後2時から”立川志の輔独演会”を四国タオル工業組合で主催しました。
860席のチケットは、発売日即日完売でした。
立川志の輔師匠の人気ぶりにあらためて驚きました。
昨年、七福タオル創業50周年で今治に来ていただき、2年連続3回目の今治公演です。
一度見れば、また見たくなるのが”志の輔らくご”です。
満席も当然です。
ご来場者皆さん大満足でした。
当日の楽屋話(エピソード)をひとつ。
落語ファンの私のとって、当日どんな噺をされるのかも楽しみの一つです。
1席目、バンクーバーオリンピックのことや、意外な大雪のエピソードで会場を笑わせ、いざネタに入っていきました。
・・・ん?、これはひょととして・・えっ!・・・
“猿後家”という噺を始めました。
この噺は、昨年の今治公演で演った噺でした。
志の輔師匠はネタをかぶることはそうあることではありません。
何か趣向があって、同じネタをしているのかと、思いながら、噺に引き込まれていきました。
1席終わり、休憩時に楽屋へ行き、お弟子さんに確認をとると、
「師匠本人昨年演ったネタは、チェックしてますよ。」と回答がありました。
・・・やっぱり、趣向があって同じネタを演ったんだ。・・・
と、納得しました。
でもその趣向って何だろう?とも思いました。
2席目”井戸の茶碗”を爽やかに演じ、拍手が鳴り止まない状態で、カーテンコールへ。
名誉タオルソムリエ就任のことを交えながら、観客全員で3本締めにてお開きになりました。
終演後、松山空港へ移動中に志の輔師匠の方から、
「猿後家、かぶってしまったなぁ。出る前に確認をしたんだがなぁ。」
と話し始めました。
かいつまんで説明すると
猿後家は去年演ったネタ、猿後家は、猿後家は・・と思っている内、猿後家は去年演ってないから、猿後家を演ろうと、どこかで思考がすり替わったそうです。
鉄壁の志の輔師匠でもやっぱり人間なんだなぁ・・とほほえましく思いました。
でも、2度目の猿後家も素晴しかったです。
松山空港レストランで師匠と二人だけの打ち上げをしました。
最後に
「また来るから。」
と言って手を振りながら搭乗ゲートに消えていきました。
志の輔師匠に感謝です。
写真は昼に食べたラーメン専門店・光屋の西田店主と志の輔師匠です。
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