2011/06/22| 七福萬来
(日本語) 旅立ちの歌
東京や大都市圏では、電車の扉が閉じる案内を音楽が知らせてくれます。
東京山手線の場合、恵比寿駅ではエビスビールのテーマ曲(本当は題名があると思うのですが・・。)が流れ、高田馬場駅では漫画家手塚治虫さんの事務所があったことから鉄腕アトムの曲が流れます。
他の駅や路線でも同様に音楽を流しているところもあるでしょう。
私の地元、JR四国・予讃(よさん)線今治駅はというと、扉が閉じる時は一般的なブザー音ですが、電車が入線する時に音楽が流れます。
その音楽は、”瀬戸の花嫁” です。
この音楽を耳にしながら、電車が入線してきます。
入線すると音楽は止まり、駅員さんの声が構内中に響き渡ります。
「いまばり~ぃ。いまばり~ぃ。」
恵比寿駅も高田馬場駅も今治駅も、地域と流す曲がしっくりきますが、先日、小豆島へ行った時に乗船したフェリーでの出港や到着を知らせる船内音楽は、どうもしっくりいきませんでした。
その音楽が、ハワイアン調の演歌なのです。
・・・なんだこの曲は・・・
かなり古いですが、和田弘とマヒナスターズさんのような感じです。
確かに、高松港から小豆島に行く事はリゾート地に行く感じもしなくはないですが、何故この曲なんだろう。
地元出身の歌手なのか、フェリー会社のオリジナルソングなのか、わかりませんが、おそらくここ何十年かこの曲を変えていないのでしょう。
そして、小豆島・草壁港に着くころ、大音量でまた同じ曲が流れます。
・・・同じかよ!・・・
そして、帰りの便も当然のごとく流れます。
さすがに、帰り到着する際に4回目の音楽を耳にした時には、すっかり哀愁を感じはじめました。
音楽って、不思議な力があります。
「小豆島どうだった?」 との問いに
「よかったけど、行き帰りがビミョーな南国ムードだったよ。」 と答えるようにしました。
内海フェリー・高松~小豆島草壁港に往復をしている船内に流れている曲の詳細を誰か知っていませんか?
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