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NIPPON SAIKI PROJECT


DSC07016.JPG東日本大震災の後、香港の得意先から大量のタオルを注文してきました。

マカオ・香港での販売用と日本の被災地への支援用です。

先週行った、マカオ・香港出張の一番の目的はお礼を言いたくて行ったのです。

NIPPON SAIKI PROJECT (日本再起作戦)” と名前を付けた注文されたタオルには2つの大きな意味があります。

まず、日本経済に海外からお金を使うといこと。

つまりビジネスを通して日本の経済復興の一翼を担いたいという事です。

もうひとつは、今回の自然災害を風化させてはならないという気持ちです。

特に海外の場合は、一過性のニュースになりがちですが、毎日使うタオルだからこそメッセージを入れるべきだと香港の得意先は考えたのです。

海外からのピュアな心遣いに、私は男泣きをしました。

香港に出向き、日本人として直接お会いし、どうしてもお礼が言いたかったのです。

「ありがとうございます。」 そう言うと、香港の社長は、

「あたりまえのことです。カワキタさんもきっと同じ事をすると思います。」 と、言います。

被災地向けの支援用タオルですが、どこにお届けするのか非公式で打診をしていますが、第一候補の先からお断りがありました。

理由は、中国(香港)からの支援を受け取ると政治的に問題があるとのことです。

政治の世界は、普通のことが普通でなくなり、ピュアな心がピュアでなくなるのでしょう。

何かあとで問題になったら自分が困る、組織が困る。と本来の目的とは別に負の考え方が先行するんでしょうね。

とても残念です。

・・・やっぱ、政治って、足の引っ張り合いだな・・・

現在 第二候補に打診中です。

NIPPON SAIKI PROJECT のサブタイトルは、SASAERU HITO(支える人)・FUNBARU HITO(踏んばる人)です。

支援をする人、される人が心ひとつにならないといけないのに、政治がじゃまをしている気がします。

香港の社長はこうも言っていました。

「今、私にできることは、日本の再起を支援する事です。ニッポン!ガンバッテ!」

・・・感謝・・・

コメント一覧

  1. 河北泰三 より:

    被災者の方のお立場を考えると胸が痛くなります。
    ただタオルを使っていただいているとのこと、うれしく思います。
    このコメントは、私たちの方が支えられた気持ちになりましたよ。
    支えることとふんばることは、表裏一体なんだと気がつきました。
    こちらこそ、ありがとうございました。

  2. 福田 より:

    ささえる人ふんばる人のタオルを使わせていただいてます。
    私は福島から山形へ避難を続けている被災者です。
    タオルのタグのふんばる人を見てハッとしました。
    支えてもらってばかりではいけない。
    でも、頑張れない。
    でも、ふんばることならできるかもしれない。
    子供を抱えて不安は多いですが、支えてくれる人がいることを
    心に想い、ふんばっていきたいです。
    ありがとうございました!

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