(日本語) スーパーテクニック | SHICHIFUKU TOWEL CO.,LTD.

2011/06/02| 七福萬来

(日本語) スーパーテクニック

Sorry, this entry is only available in Japanese.

東京ビックサイトで行われる、インテリアライフスタイル展２０１１がはじまりました。

１年ぶりの国内展示会出展の初日は開場１時間前にブースに到着。

午前９時半に全体ミーティングをやり、そのあと仲間みんなで手渡すパンフレットの袋詰め作業をし、いよいよ午前１０時展示会開始です。

展示会に出展すると、毎回不思議な現象が起こります。

来場されるお客様に波があり、忙しい時と暇な時と極端なのです。

つまり、ご招待状をお送りしたお客様が重なるのです。

「河北さ～ん。」都内百貨店のバイヤー登場です。

「これはこれは、○○さん。ようこそ。どうぞ新商品を見てください。」

商品を説明していると、今度は大手家具店バイヤーが視界に入ります。

「ちょっとスミマセン・・。××バイヤーこんにちは。」

とりあえず挨拶をさせていただきます。

すると今度は、大手雑貨店の売り場担当者が登場。

「おっと！どうぞこちらへ・・。」

・・・今まで暇だったのに、なんで？！・・・

そんな私の姿を見て、バイヤーのみなさんは必ず同じ言葉をかけてきます。

「お忙しそうで・・。」

その言葉の奥には　「かまってくれないのなら、もういい。」　と聞こえてきます。

「違う！違う！」

必死に否定しながら、顔は都内百貨店バイヤー、手は新商品を持って家具店のバイヤーへ、体は大手雑貨店の売り場担当者へ向け、１人３役をこなします。

売れっ子芸者は、いっぺんに三人のお客を対応できるそうです。

一人目の客とはお話をし、二人目の客には右手でお酌をし、三人目の客には左手を客の膝に置きます。

そうすることでそれぞれの男性客は、「オレの事を気にしてくれている。」　と思うそうです。

ビジネスはもっとシビアでありますが、スーパーテクニックを使うことで展示会の醍醐味を楽しんでいます。