2011/05/31| 七福萬来
(日本語) みどりの窓口
JRの各駅に ”みどりの窓口” があります。
全国のJRのチケットが購入できる事はご存知の通りです。
ただ、JRはJR北海道、JR東日本、JR東海、JR西日本、JR四国、JR九州、そしてJR貨物と大きく7社に分社しています。
それがややこしいシステムになっていて・・先日混乱してしまいました。
九州出張に行った時の事です。
博多駅構内にある ”みどりの窓口” で、博多駅―熊本駅の往復切符を購入しようとしました。
「博多と熊本の往復ですと特別割引の適応になります。」
「じゃあそれで。行きは今日の13時41分でお願いします。帰りは明日の午前・・・。」
「お客様、申し訳ございません。ここの ”みどりの窓口” は、JR西日本の窓口なので指定席の特別割引チケットは販売できないのです。自由席の場合のみ特別割引になります。」
「んん!じゃあここの ”みどりの窓口” は、指定席でのチケットが買えないの?」
「いやいや、チケットは販売できるのですが、特別割引チケットが販売できないという事です。指定席での特別割引チケットをお求めの場合は、向かい側にあるJR九州さんの ”みどりの窓口” で取り扱っています。」
「同じ ”みどりの窓口” でも、運営会社によって料金が違うとは??」
「申し訳ござません。運行会社とチケット販売会社が違うので・・。博多駅から新大阪方向であれば私たちの会社の運行ですので、JR九州さんは特別割引チケットに制限があります。ただ定価であれば指定席も販売できます。」
「特別割引があるのを聞いた後で、定価はいやだなぁ。」
「スミマセン・・。で、どうされますか?お買い求めになりますか?」
「望むところです。」
JR九州の ”みどりの窓口” に行ってまた特別割引チケットの説明を聞くのも、するのも嫌だったので、JR西日本の ”みどりの窓口” で、自由席の特別割引チケットを購入し、JR九州の ”みどりの窓口” で指定券だけを購入する事にしました。
・・・う~ん、おなじ ”みどりの窓口” でもチケット代が違うとは、これはややこしいぞ・・・
窓口の名前が同じなのがいけないのでないでしょうか。
販売するチケットの種類が違うんだったら、いっそのこと、JR東日本は ”みどりの窓口” にして、JR東海は ”青い窓口”、JR北海道は ”白い窓口”、JR西日本は ”黄いろの窓口”、JR九州は ”赤い窓口”、そしてJR四国は ”オレンジの窓口” といった感じで、色分け名称にしたらいいのにと思ってしまいます。
JRチケットも地産地消の時代に突入です。
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