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(日本語) フィッシング シーズン3

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前回までの話

私のクレジットカードが何者かによって、ネットショッピングに使用され、その金額は23万6千円であることを、クレジットカード会社から知らされました。

請求金額免除になったものの、何を買われたのかと尋ねると、” 健康グッズ ”であることが判明。

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「健康グッズ?」

すかさず私がツッこむと、女性オペレータは動揺することなく、極めて冷静な口調で

「はい、そうです。」

「何故このネットショッピングが不正だとわかったんですか?」

考えてみれば、1回の使用で20万円以上の金額であれば年に何回かあります。

海外出張の際、航空券購入に数十万円の使用します。

それなのに、今回だけ何故クレジットカード会社は不正だと見抜いたのでしょうか?

「このネットショッピングサイトは、最近被害が多発していまして、当方としては監視していました。」

「ふ~ん。」

「河北様は、当方のカード使用率がそんなに多くないこともあり・・。」

「スミマセン」

「一応ご確認させていただいた次第です。」

「なるほど。」

「ちなみに、今年の4月○○日に××今治店で6320円のお買い物を弊社カードでしましたか?」

「××今治店?6320円?・・ああ、しました。しました。××という店はスポーツショップで、今年高校に入った娘がテニス部に入りまして、テニスシューズを買ってやったんです。セール品ですけどね。アハハ・・」

「そんなに詳しく言わなくても結構です。」

「私に疑惑がかかっているような気がしたもので。・・で、××店でカード番号が盗まれたんでしょうか?」

「いや、その可能性はありません。アメリカで買い物された事はありますか?」

「アメリカ?・・ですか?」

「そう。アメリカです。」・・・つづく

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