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(日本語) フィッシング シーズン2

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前回までの話

私の持っているクレジットカードが第三者によって不正に使用している疑いがあるため、○○クラブというクレジットカード会社から連絡がありました。

携帯電話の留守番サービスにメッセージがあり、疑心暗鬼で電話してみることに・・。

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「河北泰三様ですね。ご本人さまでしょうか?」

オペレータの女性は、冷静に話をしていきます。

住所、生年月日、引き落とし銀行名支店名など簡単な質問に答え、本人確認をしていきます。

「ご本人の確認が取れました。」

「不正使用って、どういうことでしょうか?」

「河北様、最近 当クラブのカードを使ってのお買いものはいつされたか覚えていますか?」

「う~ん。おたくのカードはめったに使わないので、あまり覚えていません。」

「2日前にネットショッピングした記憶はありますか?」

「2日前?いや、その覚えはありません。」

「金額は、23万6千円ですが・・。」

「23万?・・・いやそんな買い物はしていません。」

「そうですか・・やはり・・。ではこの件は弊社の保険で処理しておきますのでお客様にはご請求しません。」

「はぁ。」

「このカードは今お手持ちになっていますか?」

電話をしながら財布の中身から、疑惑のカードを取り出し、

「はい、ここにあります。」

「これから、そのカードが使用できなくなるようにしますので、お手持ちのカードにハサミを入れてください。」

机の中からハサミを取り出し、半分に切ります。

「切りました。」

「ありがとうございます。新しいカードは約1週間ほどでお届けします。また別便で被害承諾書を送りますので、署名し送り返してください。ありがとうございました。」

「ちょ、ちょっと待ってください。不正に使われたネットショッピングって何ですか?」

私は胸の内で、ドラック(麻薬)などの闇サイトっぽいことを想像していましたが、

「健康グッズです。」

「健康グッズ?」 ・・・つづく

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