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(日本語) 想定外

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DSC06362.JPG広島県福山市から車で帰る時に思いもかけない事に出くわしました。

午後8時に福山駅近くに置いてあった自家用車に乗り込み、一路今治へ。

しまなみ海道を走り、因島(いんのしま)-生口島(いくちじま)-大三島(おおみしま)と快走して、伯方島(はかたじま)に入った時です。

前後に車はなく、また対向車もありません。

ご存知の方もいると思いますが、しまなみ海道は片側1車線の高速道です。

中央分離帯は5m間隔にポールが立っているだけです。

やや左への緩やかなカーブを走行していたら、約50m先に突然道路をふさぐ大きな物体が目に入りました。

・・・うわぁ!イノシシ!・・・

そうなんです、道の真ん中に巨大なイノシシがお尻を向けて立ち止まっていたのです。

しかも2匹!

ブレーキを思い切り踏み込み、ABS(アンチロックブレーキシステム)が作動しハンドルがガタガタを震えます。

右側はポールとはいえ中央分離帯なので、ハンドルを左に切ります。

左側は当然のことながらコンクリートの壁です。

あまり近づきすぎると激突します。

しかし、壁とイノシシとの間をする抜けることができない間隔です。

スピードは思ったより落ちません。

目の前にはイノシシが2体。左側には壁が・・。

・・・もうだめだぁ、ぶつかるぅ~・・・

ドン!

右側バンパーがイノシシのおしりあたりと接触しました。

通り過ぎたバックミラーから、イノシシの状態を確認しましたが、暗くてその状況がわかりませんでした。

高速道路なのでその場で立ち止まるわけにいかず、約3キロ程度走ったパーキングエリアで停車しました。

そして接触部分を見たら、イノシシの体毛が右バンパーに付着していましたが、へこみはありませんでした。

おそらく、角度的にかすった程度だったんでしょう。

それから注意深く運転して帰りましたが、「動物の飛び出し注意!」の交通標識がところどころにありました。

あのイノシシは大丈夫だったかな?

大した怪我でなければいいですが・・。

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