(日本語) 微笑がえし | SHICHIFUKU TOWEL CO.,LTD.

2011/04/25| 七福萬来

(日本語) 微笑がえし

Sorry, this entry is only available in Japanese.

元キャンディーズの田中好子さんがお亡くなりになりました。

５５歳という若さです。

キャンディーズと言えば、私が中学時代にアイドルとして大活躍されました。

私の友人が熱狂的なファンで、アルバム・写真集・ファングッズを収集しており、自慢していました。

「年下の男の子って、オレのことを歌ってくれているんだぜ！」

彼は子供じみたことを言っていましたが、私は私で内心　

・・・お前じゃなくオレのことだ！・・・　と思っていました。

「普通の女の子に戻りたい。」

名言を残して引退しましたが、数年後芸能界に復帰し、活躍していました。

田中好子さんは、本格派女優として頭角を現し、その演技は迫真に迫るものがあり、作品の質を引き上げていました。

今村昌平監督作品・映画「黒い雨」は、原爆で被爆した女性を演じ、高く評価されました。

映画の中で印象的なのは、被爆した女性がくしで髪の毛をとく度に、多くの髪の毛が抜けてしまうシーンがありました。

その抜けた髪の毛を刹那に見つめる田中好子さんの演技は、言葉にならぬほど真に迫っていました。

ザ・ドリフターズの「８時だよ！全員集合！！」では、レギュラー出演し、時にコントでも共演していたのを覚えています。

優雅であり、チャーミングなカワイさがあり、彼女の死は日本の芸能界にとって大きな損失ともいえます。

歌やお芝居、エンターテイメントは、人を元気づけてくれたり、感動を与えてくれます。

多くのアーティストのみなさんは、東日本大震災での被災者を勇気つけようと、被災地に向かっています。

長淵剛さんは、現地復旧作業をされている自衛隊員へ慰問に行かれました。

ものまねタレントのコロッケさんは被災各所に出向き、チャリティーライブ活動をされ、子供たち、大人たちに笑いを提供しています。

みなさん、それぞれの立場で日本の復興の歯車になっています。

日本の社会生活にとって芸能が大切であると、あらためて思いました。

勇気と元気、そして感動を与えてくれた、スーちゃんこと田中好子さん。

ご冥福をお祈りします。

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