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(日本語) あの日~東日本大震災~3

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3月11日午後5時・・・

関西空港に緊急着陸した飛行機は、希望者のみ降りる事を許可され、その後阿蘇熊本空港に飛び立ちました。

私は、関西空港を降りる事を選択しました。

チェックインカウンターへ行くと、2便東京行きがありましたが、満席です。

・・・どうしよう。・・・

すでに家族から息子の無事の確認報告を受けていましたが、混乱している東京から息子を連れ返さなければなりません。

・・・よし・・・

「キャンセル待ちをお願いします。」

東京へ行く事にしました。

空港ロビーにあるテレビを見ると、東北地方の無残な姿が映し出されています。

また、東京都内の交通機関がすべてストップしているとのこと。

さらに追い打ちをかけるように、立て続けに速報される地震(余震)情報に不安感は一層増していきます。

午後9時、東京行きは欠航になり、大阪に宿泊することになりました。

関西空港からいくつかの大阪市内のホテルに電話しますが、すべて満室です。

1泊数万円するホテルもいっぱいでした。

20件目ぐらいに関西空港の対岸にある和泉佐野市内のホテルが1室空いているとのこと。

「シングルはいっぱいですが、ダブルのシングルユースだったらご用意できます。」

「お願いします。」

「ご存知だと思いますが、今日は特別な日(震災があった日)なので定価になりますが・・。」

・・・ん!便乗時価か?・・・

「いや、結構ですよ。宿泊できない方がつらいですから。で、おいくらでしょう。」

「ホント申し訳ございませんが、1泊8,400円になります。」

予想外の値段に良心を感じました。

甚大な災害時にありがちな便乗商売は、気分の良いものではありません。

コメント一覧

  1. 河北泰三 says:

    コメントありがとうございます。
    貴重なご意見感謝します。

  2. 通りすがり says:

    何回も流された津波や被害の映像を見て、直接の被害がなかったことにある種の罪悪感を感じている人がかなりいます。
    関東で大変な思いをした人でも、自宅に居てテレビを見ていた多くの人がそういった思いにさいなまれています。
    東北の人に比べれば大した思いをしてないということでブログ途中で途切れさせることなく、しっかり書ききってください。
    その上で、多少の批判は覚悟の上で、ふふっと笑える小噺が復活されんことを願ってやみません。
    ここで喜怒哀楽を表に出す生き方が自粛されるようになれば、人を小馬鹿にしたり人の不幸を笑うコントはまだしも、ユーモアやギャグをもって人を笑顔にしていきいきさせる流れが滞ります。

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