(日本語) あの日～東日本大震災～１

2011/03/18| 七福萬来

(日本語) あの日～東日本大震災～１

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がんばろうニッポン！を胸にブログ再開します。

「機長の○○です。ただ今入った情報によりますと関東地方強い地震が発生し、羽田空港閉鎖されています。詳しい情報が入り次第お伝えします。」

２０１１年３月１１日金曜日　１４時３０分阿蘇熊本空港発　東京・羽田空港行き　日本航空１８１２便に私は搭乗していました。

機内窓側席で、うとうとしていた１５時過ぎに機内放送が耳に入ってきました。

・・・地震？羽田空港閉鎖？？どういうこと？聞き間違いかな。・・・

まどろみを感じながらいましたが、それから３０分後の機長のアナウンスに覚醒しました。

「関東地方、強い余震が頻繁に起こっており、管制塔から和歌山上空にて待機命令がでています。」

・・・強い余震が頻繁って？！いつもと違うぞ！・・・

心の中にできた小さな黒雲はみるみる広がってきます。

すでに、阿蘇熊本空港を離陸してから１時間が経過していました。そして、

「羽田空港、かなり混乱しており、和歌山上空を旋回していましたが、燃料の関係上関西空港へ着陸要請を出しました。詳しい到着時間はまたご案内します。」

・・・関西空港に着陸って言った？・・・

すかさず、キャビンアテンダントのアナウンスです。

「ただ今、機長から報告がありましたが、当機は行き先を関西国際空港に変更しました。お客様には・・・。」

・・・ええっ！やっぱ関西空港になったんだ。東京はどうなっているんだ？・・・

それから５０分後、関西国際空港到着。

しかし、飛行機のドアは開かず、機内アナウンスです。

「この飛行機は、これから阿蘇熊本空港へ引き返します。」

・・・何？！熊本に戻るって？・・・

非常事態に機内での携帯電話使用許可が出たので、電源を入れるといくつかの留守電が入っていました。

『今どこ？！東京は地震で大変な事になっています。ヨシキ（息子）と連絡が取れません。連絡ください。』

『社長！今どこですか？無事ですか？』

・・・東京は一体どうなってるんだ？・・・

心の黒雲から雷鳴轟き、未曾有の大震災が発生したことを認知した瞬間でした。

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