2011/03/07| 七福萬来
至福の時
大好きな落語家・立川志の輔師匠から連絡を受けました。
松山市・子規記念館で毎年行われている”新・道後寄席”に出演のため、先日来愛媛されました。
そして公演前日夜志の輔師匠と二人で松山市内のお寿司屋で食事をすることになりました。
年間150回を超えるライブをこなし、そのチケットはプラチナチケットといわれるほど入手困難なアーティストを独占した食事会です。
・・・なんとぜいたくな、オレでいいのかな??・・・
大学時代の先輩である、春風亭昇太師匠とのつながりのおかげで、志の輔師匠と仲良くさせていただいています。
プライベートで落語の話をするのもどうかな?と思いながらも、どうしても聞いてみたい質問に対して、ひとつひとつ丁寧に答えてくれます。
しかも高度なテクニックで、オチを付けていきます。
話題は、お弟子さんの入門依願事情になりました。
「大体は、テレビ局やライブ会場での楽屋口で待っている場合が多いな。いきなり土下座してくる者もいて、困っちゃうんだよな。」
「そうですよね。」
「これはオレの話じゃないんだけど、ある師匠には往復はがきで弟子入り希望をしてくる者がいたって。」
「往復はがき?それって・・」
「そうそう、返信ハガキの裏に ”弟子入り 認める・認めない どちらかに○を入れてポストに投函してください。” って書いてあるのよ。」
「アハハ・・結婚式の出欠確認みたい。」
「しかも、裏には当然のことながら、返信先の住所・名前が書いてあるんだけど、自分の名前の最後に ”様” って書いてある。」
「うぁ~常識では考えられませんね。でもおもしろい!」
「ネタ的にはね。」
夢のような時間が過ぎ、お勘定を支払おうとしたら、志の輔師匠にご馳走になりました。
翌日、私の同級生のユキト君、同業者のヒロシ君を誘い、志の輔師匠とともにゴルフを楽しみました。
しかし、立川志の輔という落語家・・あらためてすごい人です。
理由は松山のライブで目の当たりにすることになったのですが、それはまた・・。
最新の記事
コメント
- 2021/12/15正式名称は違いますけど 呼び名は 今でも ポラショーですヨ‼️
- 2021/09/26お掃除すると、気持ちが清々しくなりますよね。 お疲れ様でした。 この週末は秋晴れで風も抜けてとても良い気候でしたね。 掃...
- 2021/05/28落語芸術協会で今クラウドファンディングもされてますね。 https://readyfor.jp/projects/yos...
- 2019/10/22こんにちは。今日とあるところで今治タオルをいただき、このエピソードを思い出して再読いたしました。御社の橋田さん、そしてこ...
- 2019/01/20我が家も今治タオルを愛用しています。 羽生結弦さんや皆さんの優しさを感じるエピソードに涙しました。羽生さんは五輪二連覇し...
アーカイブ
2022年
2021年
2018年
2017年
2016年
2015年
2014年
2013年
2012年
2011年
2010年
コメント一覧
コメントありがとうございます。
昇太さんの著書「城あるきのススメ」出版記念落語会に行かれたのですね。
うらやましい限りです。
特にゲストが志の輔師匠といこともあり、盛り上がった事と思います。
ただ地震の影響で、せっかくチケットを手にしながらも行けなかった人がいるということ、残念でした。
ちがう見方をすれば、超レアな落語会になりましたね。
日程は未定ですが、志の輔・昇太夢の二人会今治公演は準備中です。
その日を楽しみにしながら、日本復興に向けて頑張りましょう!
毎日混沌・極めて厳しい状況なのですがー。
過日14(月)、渋谷であった昇太さんの出版記念落語会に行ってきました。
行く間際まで開催されるのだろうかーと心配しておりました。
遡って、このアイデアを出されたのは、年明け志の輔師匠さんだったらしく、
ゲストはもちろん志の輔師匠さんでした。
オープニング直後の昇太さんの私服トークは、本当に不安を解消させてくれるような緩いもので、それだけでも尊敬に値します。
志の輔師匠さんも然り!で、初めて志の輔さんの高座を拝聴させて頂き、予定通り開催されて佳かった〜あの、独特の志の輔ワールドに惹き込まれました。
お二方共如何なる状況下でも確実にオーディエンスを魅了させる、真のスペシャリスト、噺家さん魂を感じました(生意気ですが)!
最後は昇太さんのお城講義だったのですが、合計2h半はあッと云う間でした。
『城あるきのススメ』からは、行間から昇太さんの声が聞こえてくるような感じがします。いつの間にか(笑?)四国にもきちんと足を運んで頂いており、さすがだなー!うれしくなりました。
様々な想いが交錯し、深刻かつ凹みがちですが、14日はすっごいすっごい元気をもらったのです。
「今、自身が於かれている立場」を噛み締め、自分なりにできる事を精一杯やっていかないかんなー!と思うたことでした。