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勲章

「よろしくおねがいします。」

ある県会議員のセンセーがご来社されました。

「そろそろ選挙なんです。」

次回の愛媛県議会議員選挙は、4月にあるということ。

「へぇ~。あれから4年経つんですね。早いですねぇ~。」

基本的には、政治を会社に持ち込む事はしないのですが、どのようなお仕事をされているのかは気になり、色々と聞いてみました。

「なるほどねぇ~。」「ふ~ん。」「そうなんですか・・。」

普段何気に生活をしていますが、議員さんによって条例化され暮らしぶりが良くなっている事を知りました。

ふと見ると、その議員さんの背広の襟には、複数のバッジがありました。

「いっぱいバッチつけてるんですね。」

「そうなんですよ。これは乳がん関係の会のバッチでして、これはご存知今治タオルのバッチでしょう。」

「アハハ、無理して付けなくてもいいですよ。」

彼の襟に付けているバッチを見ながら、ある事を思い出しました。

北朝鮮の幹部の人たちは、軍関係者が多く、大概は軍服を着ています。

そして胸には、たくさんの勲章があります。

左胸には収まりきらず、右胸にもつけている人もいました。

見ていてその格好は滑稽です。

総書記から授かったものなので、ひとつ残らず付けなければならないのでしょうけど。

・・・次、もらったらどこに付けるのかな?袖?ズボン?子供からは”バッチ人間 クンショーン(勲章)”とか言われてるんじゃないのかな?・・・

何か手柄があっての勲章だとは思いますが、程(ほど)というものがあります。

そういや、子供のころ友達に自慢や威張るときに、胸を指でつまみながら「エッヘン!」 と言った記憶があります。

何気にそんな事をしていましたが、勲章を見せびらかせる仕草だったんでしょうね。

ご来社いただいた議員さんの胸に付けているバッチは、啓蒙活動のためではありますが、各種団体と係り合いを持つ度に、きっと殖(ふ)えていく事でしょう。

コメント一覧

  1. 河北泰三 より:

    コメントありがとうございます。
    きっといい政治家がでてきますよ。

  2. RB3 より:

    今の政治に対する風当たりを目にすると、昔のような先生という威厳はなく、実際に力もない。
    それだけ議員と有権者の距離が縮まっているのかもしれないが、政治家らしくない議員が増えすぎているように思う。
    やっぱり政治家として生きるなら公僕としての理念を持って、有権者の代表として堂々と先生と呼ばれるくらいずうずうしいくらいの魅力のある人材が生まれて干し物です。

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