BLOG笑う門には七福タオル

オンラインショップ

english

ご縁のパリ

パリ6日目です。

見本市 メゾン・エ・オブジェでは、時間的に他のブースの視察に行くことがなかなかできません。

そこで4日目の午前中視察に行くことにしました。

メゾン・エ・オブジェという見本市は、全体で8つのホールに分かれています。

全部見ようとすると、丸3日間はかかるほど巨大な見本市です。

出展者もそうですが、買い付けに来ているバイヤーの数も多く、8つのホールはすべて人であふれかえっています。

世界中の子供用品から香りの商品、寝装寝具、テキスタイル、文具、玩具 など等 インテリア商品が紹介されています。

その規模は、拡大しているし、質も向上しています。

・・・毎年進化している。・・・

率直な感想です。

「河北さんじゃないですか・・・?」

視察をしていると男性の声が・・そして振り向くと親しみやすい日本人が笑顔で私を見ています。

・・・あれぇ、誰だっけ??・・・

顔は見たことがありますが、名前と会社名がでてきません。

「スミマセン。名前をど忘れしてしまいました。失礼ですけどお名前は?」

「中村です。」

・・・ううっ。あたりまえの名字じゃん。中村だけじゃわからない。・・・

「ああ、そうそう、中村さん!中村さん!・・ええっと、どこの中村さんでしたっけ?」

思いきって尋ねました。

「ヘルシンキの中村です。」

「ああ!そうだ。そうだ。フィンランドの中村さんだ。なんでここに??」

「買い付けです。」

中村さんはフィンランド・ヘルシンキにて雑貨店を営んでいて、1年半前ヘルシンキに行った時お世話になった人でした。

30秒時間がずれていれば、また一筋互いに通る通路が違っていれば、中村さんと会うことはなかでしょう。

それから3時間後、会場内にあるたくさんのトイレでまたバッタリと中村さんに会いました。

30秒でも時間がずれていれば、また互いに大小の用足しが違っていれば、中村さんと会うことはなかったでしょう。

不思議なご縁がある、パリの見本市です。

コメントを投稿する

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です

※いたずら防止のため、メールアドレスもお書き添えください。誹謗中傷等のコメントは削除する場合がございます。

CAPTCHA