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もう一人のカワキタ

昨日の東京出張で起こった些細なことです。

朝、新橋から表参道に移動中の地下鉄銀座線でのこと。

私の左に座っているの40歳前後のサラリーマン風の男性とその前に立っていた部下と思われる30歳前後の男性との会話です。

会話の内容は、社内で宴会(パーティ)を予定しており、ゲームをした時の景品を何にすべきか相談している風でした。

普段は会話が耳に入ってきても、気にならないのですが、会話の中に「カワキタ」なる同姓の人物が登場したところから,気になり始めました。

景品の話から出席者の話になり、「カワキタ」なる人物が出席するのかどうかを上司が気にしていました。

上司「そんで、カワキタは出席するのかよ。」

部下「出席するみたいですよ。」

上司「あいつが出席すると、会が盛り上がるからな。」

部下「そうですね。でもちょっとウルサイぐらいの時もありますけどね。」

・・ん!カワキタ?!・・オレに似てる?!・・

上司「そのぐらいの方がいいんだよ。でもあいつ、最近仕事はどーよ。」

部下「がんばっていますよ。」

・・よしよし、いいぞカワキタ・・

上司「そうか、なんか聞いたけど社内の女子に人気あるらしいじゃん。」

部下「そんなんですよ。カワキタさん結構モテますからね。」

・・ますます、いいぞ!・・

部下「○○ちゃんもカワキタさんに積極アプローチしているみたいですよ。」

上司「○○ちゃん!オレが狙っていたのに・・。」

・・オマエかよ!・・

上司「もし○○ちゃんとカワキタがうまくいく様な事があれば、報復だな!ハハハ(笑)」

部下「ハハハ(笑)」

・・そんなぁ!謀略だぁ!・・

そんな時目的地の表参道に着き、私の携帯電話が鳴りました。

席を立ちながら、通話スイッチを入れ、多少強めに

「河北です。」

と言って地下鉄をおりました。

彼らの会話が一瞬切れたような雰囲気があったような、なかったような。

 

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