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平和賞あれこれ

「ちょっと早いのですが、今年もお世話になりました。来年もよろしくお願いします。」

そんな会話が出てきました。

12月も中盤戦を迎えようとしています。

会社にくるFAXにも年内営業のご案内や問い合わせも送られてきています。

・・・ああ、年末だな。・・・

テレビを見ていても、今年の流行語大賞や京都・清水寺で今年の漢字  「暑」 が発表されるなど、1年を総括する話題でいっぱいです。

そんな中、ノーベル平和賞の授賞式の話題があり、民主活動家の劉暁波氏の受賞に反発した中国が独自に平和賞を定めたニュースです。

“孔子平和賞” という名前らしいのですが、これが笑ってしまいました。

栄えある第1回目の受賞は、台湾の連戦・中国国民党名誉主席になりました。

しかし授賞式には受賞者スピーチどころか、本人がいません。

当初、本人は受賞拒否と伝えられていましたが、調べてみると受賞したこと自体伝えてもなかった事が判明。

・・・これはコント?・・・

「孔子平和賞は長い間準備してきたものだ」「連戦氏は当代の平和に貢献した」「(劉暁波の)3文字とは関係ない」・・。選評委員会の委員長が顔を真っ赤にして訴えていました。

その後記者からのするどい質問に、

「この賞は拒絶なんかできない・・」といいながらも、全く無関係な少女にトロフィーを渡していました。

・・・なんだこりゃ・・・

中国政府はこの賞に関して関与をしていないといいながらも、

「ノーベル平和賞は、少人数で決めた賞なので価値がない。中国は人口が8億人以上いるので、こちらで決めた賞の方が、価値がある。」

と言ったとか。

スゴイ論理ですねぇ。

負けず嫌いな、子供のようです。

でも、なぜ中国は劉暁波氏一人に対してこうも怯えているのでしょうか?

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