BLOG笑う門には七福タオル

オンラインショップ

english

サザエさん

サザエさん といえば誰もが知っている長寿番組です。

この原作者 長谷川町子さんは、すばらしいギャグセンスを持っています。

生活者の代表として日常にあふれている色々なシーンを4コマ漫画という枠の中で見事に表現しています。

アニメも面白いのですが、やっぱ原作にはかないません。

1コマ目 マスオさんがバイオリンを弾いています。

2コマ目 気分がのってきてさらに弾いています。

3コマ目 隣の人から垣根越しに、「レコードの音小さくしてください。」 と言われます。

4コマ目 マスオさんは、ニヤニヤしながらバイオリンを片づけます。

ただこれだけですが、なんかいいじゃありませんか。

自分の演奏がレコードに間違えられた事を喜ぶマスオさんですが、ひょっとして隣人は、相手を傷つけないように注意したのかもしれません。

誰もがほっとします。

ワカメちゃんが大人になったという話もあります。

1コマ目 波平が帰宅します。

2コマ目 サザエさんが「今日は赤飯よ。」といいます。

3コマ目 波平が「なんかいいことがあったのか?」と尋ねます。

4コマ目 ふと横を見ると、ワカメちゃんが、赤い顔をしています。

日常にある、家族の風景があたたかいさを浮き彫りにし、ほのぼのとした空気を伝えてくれます。

これらのエピソードは、私が実際に読んだものでなく、サザエさんファンの友人が教えてくれました。

その友人は、幼少のころサザエさん全巻が家にあり、トイレにも数冊置かれていたそうです。

きっと何度も何度も同じ内容の4コマ漫画を読んだ事でしょう。

家族の共有財産は記憶の中に残り、ふとした事でも披露できるのだと思います。

サザエさん・・・素敵な家族です。

コメントを投稿する

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です

※いたずら防止のため、メールアドレスもお書き添えください。誹謗中傷等のコメントは削除する場合がございます。

CAPTCHA