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(日本語) TPP

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TPP(環太平洋パートナーシップ)という言葉が、最近マスコミでよく使われています。

わかりやすく言うと、関税を撤廃し貿易を自由化しようとしているのです。

この流れに、農業を営んでいる人たちから反発の声が上がっています。

日本への米の関税率は778%であると、ある情報誌のコラムに書かれていました。

・・・778%??・・・

米作農業はすさまじき保護産業ですが、日本を守るという意味では納得です。

これじゃぁ、輸入しようと思ってもコストが合いっこありません。

日本のお米は安全であり、何より美味しいのですが、関税撤廃すると、お米相場が半分以下になることは必至です。

そうなってくると、大手レストラン、牛丼チェーン店などの外食産業は、こぞって輸入米を使う事でしょう。

しかも輸入米に合わせた調理方法で、新感覚・新触感などとコピーをなぞらえて、コストダウンをしてきます。

そして、日本人のマインドは崩れてきます。

ただでさえ、農業人口が減少しているのに、TPPのおかげで、日本の米作農家はおこげ状態になります。

それは携帯電話の普及率よりも早いかもしれません。

地産地消という言葉は、死語となります。

秋の実りに感謝するお祭りも、春のレンゲ畑も、冬の稲を刈り取った田園風景も、夏の緑のじゅうたんも消えて行きます。

・・・さみしい。・・・

とはいえ、このまますんなりと事が進むわけではありません。

色々な動きがあるでしょう。

それに期待をしましょう。

他の食材の関税は、小麦、バター、砂糖は200%超で、牛肉は38.5%だそうです。

ちなみにタオルの輸入関税は約9%で、輸出時は欧米で約12%なので、輸入の勝ちです。

勝ち負けではありませんが、何か負けているような気がして、くやし~ぃ気持ちです。

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